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広帯域多素子ヘンテナ設計を断念

2012年02月18日 17時18分26秒 | ハムのアンテナ

100Mhzもの帯域をカバーする3エレ以上の地デジ用ヘンテナを設計していたが、当局には困難である事が解りましたので断念します。

どう設計しても、100MHz帯域の上限、下限の性能はみるも無残な数値にしかなりません。

中央周波数帯は素晴らしい前方利得とF/B比を引き出せましたが、インピーダンスがアンマッチングです。その点はトランスを使えばどうにでもなりますが、

当局の腕では帯域幅だけはどうしようもありませんでした。

インピーダンス、その他を無視して前方利得だけにこだわれば約9dBまで引き出しました。あるいは、F/B比にだけこだわれば約18dBになります。

ほぼ1日中設計アプリとニラメッコしていましたが、モグラタタキのような感じで、あっちたてればこっちたたずでどうにも上手くいかず、疲れました。もう飽きました。面倒くさ。

極め付けは帯域幅の広帯域化は、当局には無理だと解って嫌になりました。

ヘンテナは水平エレメントを広めにすれば広帯域になるというネット情報を見つけたので様々試してみましたが、さすがに100MHzのカバーは出来ませんでした。

もう降参!\(◎o◎)/!

当局の腕では、先に設計した2エレヘンテナが限界です。この場合も中心周波数帯ほど性能は良いですが、470MHz帯は危ないので、やっとなんとか使えるのは480MHzから570MHzまでです。

ま、言い換えればヘンテナはそれだけ鋭いQ値を持つアンテナだと言えるのでしょうね。

 


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