楽しい「馬そり」

昨日とは打って変わって、朝からまた雪降り。


でも、気温が高かったので昼頃には雨に変わり、雪も溶けてしまいました。

朝いちばんにした雪かきは、しなくても大丈夫だったのかも＾＾

こんなお天気ですから、今日は馬房にいるしかないポニーたち。

ノーマンは、早々に眠りに入り、


ティアラちゃんは、暇つぶしに柵を舐め、


パトランは、敷き材に入れたもみがらを食べるのに疲れ、


クロゴマちゃんは、被災わんちゃんと戯れています。


暇を見つけては脱出経路を作っていたクロゴマは、とうとう穴を貫通させました。


さて、昨日は「馬そりに乗りたーい！」という熱い？！ご要望に応えまして、わん・にゃんのボランティアさんと馬そりを楽しんじゃいました
大人だってそり遊びはしたいのです！！

「わーーーい」


「楽しーい」


ドガーン。


「きゃぁー」


ゴローン。


皆さんたら、


いい転びっぷりで

見ている方もとっても楽しめます。

果敢にも腹ばいでの挑戦。

意味不明な言葉を叫ばれていましたが＾＾最後まで落ちないでクリアしました。
お見事です

ミイラです。
あ、間違えました。ぽんさんです。


この体勢での挑戦です。
あれ？腰を痛めているのではなかったですか？

……という声は、楽しいことを前にしては聞こえないそうです。

が、「あれ？」

スピードがあがる前に、ロープがはずれてしまいました。
残念。

ちょっとの時間ですが、


乗馬も楽しんでいただいて、


これからも続く被災犬・猫のお世話を頑張っていただきたいと思います。


ポニーたちにお野菜を持って、ワタナベさんが来てくれました。

いつもありがとうございます。

お知らせです。

２月のポニースクールから開始時間が変更になります。

時間：スタートＡＭ９：００　
　　　終了　　ＡＭ１１：００

となりますので、お間違えのないようにお願いいたします。

気になってはいるのだけど

冬になってからめっきりお客様が来なくなり、やっていなかったかのようなポニーライド。
地道に営業しておりました。

昨日は久々に出番がありました。
家族で来場してくれたのですが、お母さんが「一緒に乗ろうよ！」といくら誘っても、乗ろうとしません。


では、お母さんがお先に楽しんでしまいます。


「えー、行っちゃうの？」


と、ずーっと後をついてくるボク。


「クロゴマちゃんに乗った方が、歩くより楽だし楽しいよ。」とみんなの説得も効果なく……

「お腹痛いもん！」のボクでした＾＾

まだ、ちょっと怖かったかな？
もう少し大きくなったら、すぐにポニーと仲良くなれるよ。
また、来てねー

朝のひとコマ。
あんなに追いかけ回されているけれど、実はクロゴマちゃんよりノーマンの方が苦手なパトラン。
微妙に距離をとっている姿がおかしいです。


さて、どんな表情をしているかというと。

隣にノーマンがいるので、落ち着かないパトラン。


一方、涼しげ顔のノーマン。


そんな２頭をよそに、相変わらずのクロゴマでした。


今日は暖かい１日でした。
ポニーたちにもいいお昼寝日和。





気持ち良さそうですな。

ご心配いただいているぽんさんですが、リハビリ頑張ってます＾＾


お知らせです。
２月のポニースクールから開始時間が変更になります。

時間：スタートＡＭ９：００　
　　　終了　　ＡＭ１１：００

となりますので、お間違えのないようにお願いいたします。

クロゴマ劇場 その２

被災ワンちゃんのシロちゃんも期待してくれていたのですが、残念ながら本日もポニースクール参加者はいませんでした。
「どよ～ん」


朝はやっぱり寒いもんな…。
道路も凍っているから来るのも大変だし…。

リザーブfieldがそろそろ使えるのではないか？！ということで、
２月のポニースクールより、開始時間を変更いたします。

時間：スタートＡＭ９：００　
　　　終了　　ＡＭ１１：００

となりますので、よろしくお願いいたします。

昨日と同じようにポニーたちを放牧にだします。
さて、今日はどんな闘いが繰り広げられるのか？


「おい、集まれ。作戦会議だ。」


「……………よし。その手はずで。」
「散れ。」


迎え撃つ３頭。


「ぎゃぁーーーー！」
「なんでオレばっかりなんだよー」


打ちひしがれるパトラン。


「みんな、まだまだ甘いわ。」るん♪


＜終わり＞

日中は暖かくなっていますが、dogfieldには、まだこんなに雪があります。


パトランが一生懸命に雪をかいて、


芝生を掘り出しています。


ティアラちゃんはすっかりこの場所がお気に入りらしい。


あたろうは、中途半端なままの「多目的ホール」を完成させるべく頑張っております。


２月からのポニースクールの時間変更については、しばらく毎日お知らせいたします。
くれぐれも間違って来ないようにしてくださいね。
寒いですから＾＾

クロゴマ劇場

今日も寒い朝でした
残念ながらポニースクールの参加者はゼロ。

狭い馬房に１日いるのは可哀相なので、ポニーたちは放牧へ。
今日はヤル気満々だったクロゴマちゃん。
１頭で盛り上がりまくりです。

雪まみれでシロゴマになってるわ。


後ろ蹴りで飛び跳ねるわ。


パトランを追いかけ回すわ。


ティ：(アタシじゃなくてよかった…）


一目散に向かった先は、


「ノーマーンーーー！」


ガブッ。


そして、逃亡。


みんなはそんなテンションについていけず…。

固まっています＾＾
パトランは大きなノーマンに隠れる様に。


ティアラはこの位置からほとんど動いていません。


若いので、元気が有り余っています。
他の3頭はクロゴマに比べると歳をとっているので、同じようには遊べないのですね。

なので、人が乗って運動をします。
ぐりさん、いつもありがとうございます。


朝は雪がちらついていましたが、日中は暖かくなりました。
ポニーを連れて踏み固めてしまったdogcafeの雪かきをします。


雪の下は固い氷になってしまっていたので、雪かきというより氷割りでした。


そして、のりぴーとボスは本気の雪合戦。
体力を使い果たし、へたばるボス＾＾

JASAファームは遊びにも手を抜きません。

明日もポニースクールですが、今日はだいぶ雪が溶けました。
でも、溶けきっているわけではないので、明朝はそれが凍ってしまうでしょう。
もしかすると、乗馬はできないかもしれません。

が、馬ソリの準備はバッチリです


みんなで楽しく遊びましょう。
お待ちしていまーす。

ぽん先生のコラム～file3～

冬だからしょうがないのですけどね。
せっかく雪かきしたのだから、少しは待ってくれてもいいのに。

昨日も今日も雪が降って、すぐに真っ白です。


明日はポニースクールなのですが、雪の状態によっては乗馬ができないかもしれません。
そうなった場合は、みんなで「そり遊び」をしましょう♪
あっ、あと雪かきも

大寒が近づいているせいか、今日は日中も寒さが厳しいです。
外で働く人も大変だけど、さすがにポニーたちも被災ワンちゃんたちも寒いよね？

「ムホー。」


でもクロゴマちゃんは‥‥


寝てるんかいっ！


さて、今回はいろいろ事情がありまして（ニヤリ）、ぽん先生のコラムをお送りしたいと思います。
では、お願いします。


はい、お久しぶり。
獣医師のぽんです。
先日、馬房の前の氷で思いっきり転びまして。
それでもって思いっきり腰を打ちまして。
今日現在、痛みのせいで自分で靴下をはくのが困難な状態です。
…痛いです。
皆さんも気を付けてください。
氷は滑ります。

さて。
馬の医学の話はこれで3回目ですかね。
ボクが獣医だと信じてくれる人がちょっとは増えてきましたかね。
今回からはワクチンについての話でもしましょうか。

まず。
ワクチンってなんでしょうね。
みんなの中にも秋頃になるとインフルエンザワクチンなんかで痛い思いをした人もいるんじゃないかな。
「インフルエンザワクチンを打つとインフルエンザにかからない。」
みんなのワクチンに対するイメージは、だいたいそんな感じじゃないでしょうか。
正解は…まぁ、だいたいそんな感じです。
…ってなくらいで説明を終わりにしちゃうと全然獣医っぽくないので、インフルエンザを例にしてもうちょっと詳しく説明しましょう。

インフルエンザは咳やくしゃみなんかでうつりますが（これを「飛沫感染」といいます）、この病気はインフルエンザウイルスという目に見えないほど小さな小さなもの（これを「病原体」といいます）がのどや口から体の中に入り込むことによっておこります。
このインフルエンザウイルスが体の中でどんどん増えて悪さをすることによって、熱が出たり咳が出たりするわけですが、こいつらをやっつけるために活躍するのが「白血球」です。
白血球にはいろんな役目を持つものがあり（例えば好中球とかリンパ球とかマクロファージとか）、これらが協力し合って働きます。
具体的にいうと、ウイルスが入り込んだ細胞を食べて仲間に「インフルエンザウイルスってこんなやつだよー！」と教える係、その知らせを聞いて「みんな戦闘態勢に入れ！」と指示する係、その指示を聞いてインフルエンザ攻撃専用の武器を作る係、そしてその武器で弱ったインフルエンザウイルスをやっつける係なんかがいます。
これを見てわかるように、ウイルスが体に入り込んでから最終的な総攻撃にたどり着くまでにいくつかの段階を踏まなくてはならないために、結構時間がかかります。

この時間を短くして、ウイルスが入り込んで来たらすぐに攻撃に取り掛かることができるようにしようというのが「ワクチン」の役目です。
具体的にはどういうことかというと…
まずインフルエンザウイルスの中身を壊して、病気を起こせないように殻だけにしてしまいます。
これがインフルエンザワクチンです。
（中身を壊して殻だけにしたものを「不活化ワクチン」といいます。これに対して弱らせただけで、中身を完全には壊していないものを「生ワクチン」といいます。）
このワクチンを体の中に入れると、さっき書いたような手順でインフルエンザワクチンはやっつけられてしまいます。
そしてここがポイントなんですが、インフルエンザ攻撃用専用の武器を作る係は一度その作り方を覚えると、インフルエンザ専門の係として武器の作り方を覚えたまま、全身で待機することになります。
そしていざ本物のインフルエンザウイルスが入ってくると、武器作成係が一斉に武器を作り始め、熱が出たり咳が出たりする前にやっつけることができるというわけです。

…えーっと、わかりましたかね。
ちょっと難しかったかもしれません。
わからないことがあったらいつでも質問してください。

最後にも一度。
氷は滑ります。

ではまた次回。

＜ぽん＞

えー、これがぽんさんを苦しめた原因です。


馬房の屋根の雪が溶けると馬房の前に落ちて凍ってしまうんですね。
というわけで、優しいあたろうが屋根の雪おろしをしてくれています。


もっと早くやっとけば良かったのですけど＾＾
ぽんさんは痛みのためファーム作業もままならない状況なので、コラムの登場が増えるかと思います。
みなさんどうぞお楽しみに。