オークランドの風にのせて

ニュージーランドのオークランドから、

毎日出逢うあれこれをお届けしています。

憧れのクレーン

2011年09月17日 | 日記
NZではワールドカップがいまとても熱くて、
どこに行ってもその話題が始まる。

昨日はJapanNZのオールブラックス戦だったから、
家族そろってテレビに張り付いて観戦した。
何しろわが人生2度目の観戦(一度目は初日のNZとトンガ戦)で、
事前にネットで簡単にルールをチェックしたものの、
やっぱりちんぷんかんぷん。

でも、分からないなりに結構面白かった。
だって~、男として現役バリバリな人たちが、
命を懸けて体を張りながらボールを追いかけてるなんて、
なかなか見ごたえあるじゃないの。

先日、日本から助さん格さんのように姉夫婦を従えて、
NZの旅に来ていた高齢の母が、
ああ、やっと帰った。
やっとなんて言うなんて親不孝な!
なぁんてお怒りの方もあるかもだけど、
あのわがままばあちゃんに半月がトコ振り回されれば、
お怒りの方だって、やっとって
つい言っちゃうだろうな、と思うな。
でも天はそのわがままばあちゃんの味方。
NZに来るときはカッコいい日本チーム選手たちとと同じ飛行機で、
年寄りの特権でなにやら優しくしてもらったらしい。いいな。

母が来てまもなく、わたしの友人も呼んで、
しゃれて言えばティーパーティ
普通に言えばお茶のみなどしていたとき、
某航空会社勤務の、娘の友だちリッチー君(仮名)も途中参加で来た。
リッチー君はなぜかわたしの姉まろん(仮名)と意気投合。
そこで、まろん姉はかねてからの疑問をリッチー君になげかけた。
「ねぇねぇ、すごぉく太った人はどうやって飛行機の、あの狭い席に座るの?」
「太っている人でも骨の太さに大差がないから、
じわじわ時間をかければ、結構ふつうに座われるんです」
「ベルトはかからないよねぇ」
「かなり伸びるんですが、それでも足りなかったら、
延長ベルトをつなげるんです」
「じゃ、もっともっと太った人はどうするの」
「そういう人はビジネスとかに乗ってもらうんだけど、
普通に乗れないから、ベルトをウエストと股にかけて、
クレーンで吊り上げて乗せるんです」
「わぁいいなぁ、面白そう。それ帰りにやって欲しい」
「いいですよ~。帰りのフライトの時、カウンターの係りに話して下さい」

昨日まろん姉から電話があった。
「空港でリッチー君にあったよ。今から飛行機乗るからクレーンはどこ?って聞いたら、
リッチー君に、ご予約の際カウンターでクレーンのご利用を
お申し付けいただきましたかって言われたの」
って言うから、
「やだなぁ、リッチー君、本気でまろん姉がクレーンに乗りたがってる、
って思ったんじゃない?」
と私が返したら、
「あれっ?私本気で乗りたかったんだけど?」
だって………

もし、本当に本気だったら、私、
まろん姉の妹やめたい



ランキング参加しています。
応援いただけますなら、写真右下の四角を
クリック 宜しくお願いいたします。
にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へにほんブログ村



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花子)
2011-09-22 14:52:00
楽しそうなマロン姉ですね。
私もそんなお姉さんがほしいです。
でも普通、姉のほうが大人しくて、
妹のほうがイケイケなのでは。。。?
ジャスミンさん姉妹は両方ともイケイケですか?(笑)
返信する
Unknown (花子さん)
2011-09-23 06:29:56
なんとおっしゃるウサギさん
じゃなくって花子さん。
私は無口でシャイなのに~~~~ぃ。

家の姉は昔からにぎやかで、
実は私はと~~~っても人見知りでした。
今でも基本的に人見知りなんですが、
それでは海外暮らしがさびしすぎるので、
矯正しました。
ま、新しい人でも、何度かお目にかかって慣れちゃえば、
私もかなりイケイケ丸出しですがね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。