イタグッチーのアニマルな日々

ワンコ6頭とニャンコ1頭に翻弄される毎日

肉と海岸

2011-09-14 22:31:15 | マルヨネ
月に2~3度はジャスパー達の食材を買いに長田の肉屋さんに足を運ぶ。


今日の相棒はバケットだ、一対一で連れ出したい時もある


傾いた夕日に照らされる1人と1匹の影を追いかけながら駐車場へ向かう。 


途中、駅で嫁を拾いバケットとのつかの間の逢瀬は終了




もう1年以上ここのお店に通っているが、ここで人間用にお肉を買うことはめったにない。


この日も4㎏強の肉をクーラーボックスに押し込んだ。

本町筋商店街に来ると必ずマルヨネの向かいのスーパーにも立ち寄る。


この量で100円はなかなかのものではないだろうか。




最近は犬連れで肉買いに来ると決まって須磨海岸へ足を運ぶ

夏は既に終わったが夏の暑さはまだ引かないので、この日も海辺で遊ぶ若者たちが大勢やってきていた。





赤く塗られた地平線がゆっくり青く塗りつぶされていく


代わりに東の空から丸い月がゆっくり登っていく


こんな海をぼんやり眺めるのは嫌いではない。





彼女たちもそんな海を眺めるのが大好きだ


バケットは何を思い海を見つめてるのだろうか...





もちろん彼女に物思いにふける場を提供するためにここに連れてきたわけではないし、まだ若いバケットにはただ暮れてゆく空を眺めるよりも好奇心をそそるものがここには沢山あるはずだ。


海を眺め


潮に満ちた防波堤のにおいを嗅ぐ


ただバケットは濡れた地面を歩くのが嫌いなようだ。



そんなバケットの気持ちは知らず、漁船でジェットスキーというシュールな若者たちが目の前を通り抜け、私とバケットの足元を更に濡らしてゆく...



1匹だけの時、バケットはあまり社交的ではない。


あまり褒められたことではないが、囲まれて露骨に嫌な顔を見せる。

物静かだが犬見知りしないと思っていたバケットの意外な一面...
兄や姉が居てこその普段のあの姿なのか。

新たな発見!!




1匹だけの時、彼女は孤高の犬であった。



帰ってすぐに肉を小分けし冷凍庫へ


人間の食品すら入れる余裕の無いこの冷凍庫の底が見えたころ、あの海岸も涼しく、もう少し過ごしやすくなっているだろう。