※覚書につきコメント欄は閉じさせていただいております。また、非常に生々しい画像がありますのでご注意ください。
【1月22日】
約2週間、ステロイド治療を行ったが症状軽快せず。
以前、腰部痛が継続し両脚の歩行が困難となる。(直立は可能)
手術の要否について先生と相談
先生の意見は以下の通り
*グレードとしては3~4ではあるが立つことが出来ており手術適応は微妙
*5年前の手術で背骨を開いていると思われるので再手術は難易度が高い
*手術してさらに悪化する可能性と脊椎造影により稀に生命にかかわる事故が起こる事がある。
総じて否定的な意見がほとんどであるが、家族の意見としてはリスクを考慮しても手術を行ってほしいという意向を伝える。
1月25日に手術予約を押さえてもらい、前日の24日の再診にて最終判断とする。
〇ステロイド内服については継続投与
【1月24日】
再診にて手術希望に変更ない旨伝えて翌日手術を行うことになる。
当日朝から絶飲食で午前中に預ける予定
【1月25日】
予定通り当日朝から絶飲食にて午前中に病院へ
簡単なムンテラにて、午前中に採血を行い結果に問題なければ午後1時より手術開始、約2時間で終了予定とのこと
手術が終了したら連絡もらうことになる。
午後12時過ぎ病院より連絡あり
先生より「血液検査で脱水の症状があり手術は延期する」と連絡あり
点滴にて脱水の緩和を行っているので午後5時頃に迎えに来るよう指示あり。
午後5時に病院で先生より説明を受ける。
術前検査にて肝機能とカリウムの数値が悪かったので安全に配慮し手術を中止とした。
しばらく様子を見てまた再手術の日程を相談しましょうとのこと。
*本日はステロイド内服を中止とし翌日より再開
*食欲なし(水分の摂取あるが消極的)
【1月29日】
薬が切れたため再診
食欲は回復、引き続き下痢傾向のため生食を中断しドライフードに変更
脱水対策のためドライフードを若干の塩分水に浸漬させ、加熱した鶏レバーをすりつぶして与える。
〇プレドニゾロン錠、下痢止め処方
【1月31日】
夜になってオムツ内に白濁した粘液状の排泄物が混ざっているのを確認(尿と一緒に排泄された様子)
夜間のため経過観察とする。
【2月1日】
前日に引き続きオムツ内に粘状排泄物を確認、量が増え血液が混ざっている。
午前中に病院へ
腹部エコー及び採血を行う。
*エコー上著変なし
*血液検査もすべて良好(前回の異常個所も改善されている)
先生に排泄物を見てもらい、おそらく子宮蓄膿症であると診断される。
*通常であればエコー上で膿の貯留が確認できるが輩出させているため見えない。
*上記理由で血液検査上でも炎症の反応はない
時間が経過すると命の危険があるため、午後から緊急手術となる。
手術は午後1時から開始、緊急の場合は連絡あるが、何もなければ5時以降に来院するよう指示あり。
午後5時に来院
先生より説明を受ける
予想通り子宮蓄膿症であったが、卵巣に大きな腫瘍もあり卵巣および子宮を全摘出した。
※左下部が卵巣腫瘍
*ほかに膵臓と乳腺にも腫瘍が認められたが、今回は摘出していない。卵巣腫瘍については完全に摘出できたので病理へは出さないとのこと。
入院もできるが特に治療はないので帰宅したほうがバケットは安心だろうとの事だったので連れて帰る。
抜糸まで3日おきに経過を見せることになる。
〇食欲なし(水分摂取もなし)
〇体幹の震えあり
【2月2日】
〇食欲あり(水分摂取もあり)
〇本日よりステロイド内再開
~2度ほど傷口の経過観察で通院~
【2月12日】
抜糸を行う。
この日の診察にてステロイド内服終了。まだ背部痛あるので痛み止め処方
今後の治療方針を考えた結果、ヘルニアについては予期せぬ病気で手術期を逃してしまったため手術しないことを決める。
乳腺および膵臓の腫瘍については現在の治療が一段落した後、手術の可否も含め検討していくこととする。
以上