イタグッチーのアニマルな日々

ワンコ6頭とニャンコ1頭に翻弄される毎日

バケのヘルニア再発と卵巣腫瘍について

2020-02-26 19:49:46 | 病気

※覚書につきコメント欄は閉じさせていただいております。また、非常に生々しい画像がありますのでご注意ください。

 

 

【1月22日】

約2週間、ステロイド治療を行ったが症状軽快せず。

以前、腰部痛が継続し両脚の歩行が困難となる。(直立は可能)

手術の要否について先生と相談

 

先生の意見は以下の通り

*グレードとしては3~4ではあるが立つことが出来ており手術適応は微妙

*5年前の手術で背骨を開いていると思われるので再手術は難易度が高い

*手術してさらに悪化する可能性と脊椎造影により稀に生命にかかわる事故が起こる事がある。

総じて否定的な意見がほとんどであるが、家族の意見としてはリスクを考慮しても手術を行ってほしいという意向を伝える。

 

1月25日に手術予約を押さえてもらい、前日の24日の再診にて最終判断とする。

〇ステロイド内服については継続投与

 

【1月24日】

再診にて手術希望に変更ない旨伝えて翌日手術を行うことになる。

当日朝から絶飲食で午前中に預ける予定

 

【1月25日】

予定通り当日朝から絶飲食にて午前中に病院へ

簡単なムンテラにて、午前中に採血を行い結果に問題なければ午後1時より手術開始、約2時間で終了予定とのこと

手術が終了したら連絡もらうことになる。

 

午後12時過ぎ病院より連絡あり

先生より「血液検査で脱水の症状があり手術は延期する」と連絡あり

点滴にて脱水の緩和を行っているので午後5時頃に迎えに来るよう指示あり。

午後5時に病院で先生より説明を受ける。

術前検査にて肝機能とカリウムの数値が悪かったので安全に配慮し手術を中止とした。

しばらく様子を見てまた再手術の日程を相談しましょうとのこと。

*本日はステロイド内服を中止とし翌日より再開

*食欲なし(水分の摂取あるが消極的)

 

【1月29日】

薬が切れたため再診

食欲は回復、引き続き下痢傾向のため生食を中断しドライフードに変更

脱水対策のためドライフードを若干の塩分水に浸漬させ、加熱した鶏レバーをすりつぶして与える。

〇プレドニゾロン錠、下痢止め処方

 

【1月31日】

夜になってオムツ内に白濁した粘液状の排泄物が混ざっているのを確認(尿と一緒に排泄された様子)

夜間のため経過観察とする。

 

【2月1日】

前日に引き続きオムツ内に粘状排泄物を確認、量が増え血液が混ざっている。

午前中に病院へ

腹部エコー及び採血を行う。

*エコー上著変なし

*血液検査もすべて良好(前回の異常個所も改善されている)

先生に排泄物を見てもらい、おそらく子宮蓄膿症であると診断される。

*通常であればエコー上で膿の貯留が確認できるが輩出させているため見えない。

*上記理由で血液検査上でも炎症の反応はない

時間が経過すると命の危険があるため、午後から緊急手術となる。

手術は午後1時から開始、緊急の場合は連絡あるが、何もなければ5時以降に来院するよう指示あり。

 

午後5時に来院

先生より説明を受ける

予想通り子宮蓄膿症であったが、卵巣に大きな腫瘍もあり卵巣および子宮を全摘出した。

 

※左下部が卵巣腫瘍

 

*ほかに膵臓と乳腺にも腫瘍が認められたが、今回は摘出していない。卵巣腫瘍については完全に摘出できたので病理へは出さないとのこと。

 

入院もできるが特に治療はないので帰宅したほうがバケットは安心だろうとの事だったので連れて帰る。

抜糸まで3日おきに経過を見せることになる。

〇食欲なし(水分摂取もなし)

〇体幹の震えあり

 

【2月2日】

〇食欲あり(水分摂取もあり)

〇本日よりステロイド内再開

 

~2度ほど傷口の経過観察で通院~

 

【2月12日】

抜糸を行う。

この日の診察にてステロイド内服終了。まだ背部痛あるので痛み止め処方

 

 

 

今後の治療方針を考えた結果、ヘルニアについては予期せぬ病気で手術期を逃してしまったため手術しないことを決める。

乳腺および膵臓の腫瘍については現在の治療が一段落した後、手術の可否も含め検討していくこととする。

 

 

 

以上


バケのヘルニア再発について

2020-01-13 12:29:03 | 病気

※覚え書きにつき、コメント欄は閉じさせていただいておりますのでご了承ください。

 

 

 

【12月25日(旅行中)】

ドッグランにて腰部を触る(体を持ち上げる)と痛がり(鳴き声)右後脚の接地が弱く感じる。

旅行の疲れかと思い以後、安静にさせて帰宅。

〔食欲あり、排尿・排便あり(但し下痢気味)〕

翌日確認した所、持ち上げても痛み訴えなく後脚も正常だったため様子見ることとした。

 

 

この間、運動を控え安静にしていたので症状再現せず。

 

 

【1月2日】

ドッグランに連れていった際、前回同様の痛み出現

過度な運動を避けて帰宅

帰宅後、自動的な動作が少なくベッドで寝ていることが多い。

運動および持ち上げ動作で痛みがある様子。右後脚の接地も弱い)

〔食欲あり、排尿・排便あり〕

 

 

【1月4日】

祝日明けでかかりつけ医に受診

(この時点では痛みと後脚の動作不良あり)

胸腹部レントゲン上の異常なし

血液検査上も異常なし(CRP値も正常範囲)

5年前にヘルニア治療(手術含む)を行っている旨は報告する。

獣医師の見解は「加齢からくる関節炎の疑い」

ステロイド注射および内服薬の処方を受ける。

〇処方薬:ステロイド(プレドニゾロン)および止痢薬を3日分

処置後、痛み消失した模様(ただし自発動作は希薄)

暫くの間安静処置(散歩等やめること)

次回診察は4日後となる。

 

 

この間、痛み及び後脚不良緩和、食欲あり、排尿正常、排便不良(下痢気味)、自発動作緩慢(寝ていることが多い)、全身の浮腫?が感じられる。

〔食欲あり、排尿・排便不良(下痢気味)〕

 

 

【1月8日】

内服薬が切れると痛み再現、再診時に症状伝え内服薬処方

〇痛み止めおよび止痢薬(下痢が続いている)5日分

 

 

この間、処方薬を服用していたが症状緩和せず

 

 

【1月11日】

夜から症状増悪(右後脚の接地不安によるふらつき及び腰部痛)

〔食欲あり・排尿あり・排便あり(下痢)〕

夜間だったため経過観察

 

 

【1月12日】

症状悪化

*右後脚保持不良によるX脚、自立および歩行困難

*ナックリング(足の甲が裏返った状態)あり

*腰部疼痛(持ち上げだけでなく触っても痛がる)

*ふるえ有(痛みによるものと推測)

*食欲不振

かかりつけ医に状態説明

前回のヘルニアの経過記録を見てもらう。

以前の記録および現在の状態から、腰椎椎間板ヘルニアと診断される。

現在のグレードとしては5段階中2~3のあたりと推測される。

積極的外科治療ではなく内科的治療で様子を見ることになる。

ステロイド注射と内服薬処方され帰宅

〇処方薬:ステロイド(プレドニゾロン)3日分

*午前中は変化なし(疼痛ふるえ及び歩行障害)

*午後より症状緩和(刺激に夜疼痛およびふるえ消失)

*歩行障害は継続するも軽快している感じあり(X脚より離脱)

*口乾感があるのか水分摂取量が増える

*全身の浮腫あり

*暑いのか舌を出してハ~ハ~する(一時的でそのご消失)

あいかわらず自動的な動作は弱いが自力で食事や排せつ行動を行っている。

翌日以降の経過で今後の治療方針や場合によっては医療機関の変更を検討することとする。

〔食欲あり、排尿・排便あり(下痢気味)〕

 

 

以上


検査の結果は...

2018-03-27 10:39:38 | 病気

3月24日(土曜日)  

 

 

夜勤明けだった嫁様、良くお休みですが、そろそろ起きて~

 

バケもやで!

 

 

入浴済ませてお出かけ準備!

 

 

この日はバケの退院後初めての診察

たぶん抜糸と、もしかしたら病理の結果報告もあるかもしれないので、お疲れの所悪いけど嫁様も一緒に聞いてほしい

 

 

 

相変わらず渋滞の中央環状を乗り継いで、足立区にある病院へ

予約時間ぎりぎり... あ、あぶなかった~

 

 

 

受付済ませて待ってると待合に先生が呼びに来てくれた。

先生見るや否や、ずっと大人しかったバケットが激吠え  どんだけ先生が苦手なんや

 

 

一通り退院後の生活を聞かれて問題無いようなので抜糸のため一時預け

10分ほどで抜糸終了!

 

『綺麗に繋がってます、横にあり得ない力がかからない限り裂けたりはしませんが、念のためもう1週間ほどカラーしといてくださいね』とのこと

 

あと腫瘍摘出した場所は空間が出来てるそうですが、その場所に漿液が溜まってるとのこと、しばらくすれば吸収されるハズなので今日はこのまま様子見、触ってふにゃふにゃするのがあまり長く続くようなら注射で抜きましょうとのことでした。

 

 

 

そして、病理の結果が先日帰ってきてたとのことで説明を受けました。

 

 

 

 

 

結果は先生が考えていた最良の結果よりも良かったとのこと♪

 

『まず明らかな脈管内浸潤は認められなかった。腫瘍と一緒に切除したリンパ節にも転移はなかった。サージカルマージン(腫瘍の周囲の組織)も確保されている。周囲への転移を疑う所見はなかった』とのこと。

 

結論として、今回の腫瘍から甲状腺癌の所見はなかったが、既往からして診断としては甲状腺癌再発となる。ただし転移の所見は認められず腫瘍はキレイに取りきれたのではないかとのことでした。

 

 

限りなくシロに近いグレーな結果で一安心!

 

 

 

但し、再発しているので今後も再々発の可能性や肺などへの転移のリスクは当然あるとのこと... 統計上、甲状腺癌の予後は3年程度という説明をされました。

もちろん統計の話で転移などなくもっと長い時間を過ごす子も沢山いるので、定期的な診察と家族の方のチェックが肝心との事!

 

 

今後の治療について説明

 

簡単にいうと抗がん剤治療を行うかこのまま様子見るかのどっちからしい

 

抗がん剤については、甲状腺腫瘍に効果があるのが2種類ほどあり、3週間に1回で計4回で1クール

但し効果については学会報告で2~4割程度、しかも副作用があり血管から漏れると周辺組織が壊死する劇薬で取り扱いもかなり慎重にならざるを得ない治療らしい。

バケットの場合、今回の再発なので抗がん剤治療を行っても良いかもしれないが、先生曰く『今回の病理結果が最初に言った通り予想より良かったのと、抗がん剤自体の効果も良くて4割程度なのでやったほうが良いと言えるほどではない。家族さんが希望するなら行いますが?』との事

 

嫁様と相談の結果、今回は経過観察とした。

 

 

 

全快処方された薬を飲み切れば治療は終了、今後はかかりつけの先生にところで定期的に診察受けてくださいということでした。

 

 

 

最悪、転移の疑いを覚悟していたので嬉しい... というか、ボ~ゼン?

とにかく良かった♪

 

 

今日はお祝いだよ~

 

 

 

主役様はぜんぜん嬉しくない被り物させられ

飼い主が何故ウッキウキなのかわからない顔してる~

 

そらそうやろな~

 

 

ではバケがウキウキするものを

 

 

 

頑張ったご褒美だよ~

 

 

ウマ飯早く食べさせろ~!!!!

 

 

いや~ホント良かった! こうやって元気に食事することが出来て... しかしこぼし過ぎ(笑)

 

 

 

まだ再発とかも怖いけど、とにかく良かった!

ガツガツ食べて、病気なんか寄せ付けない体を作ろうな~

 

 

 

こうやって最良の結果になったのも、応援してくださった皆様の祈りの力が通じたのだと本当に感謝しております♪

本当にありがとうございました!


帰って来たよ!(※閲覧注意)

2018-03-18 19:36:29 | 病気

※※縫合跡の写真があります、閲覧ご注意ください※※

 

 

3月17日(土曜日)  

 

 

 

 

帰ったよ!

 

 

 

術後、順調すぎるほど順調な回復だったようで、当初の退院予定の1日前に急遽退院することができた!

 

 

再発のため、周辺の皮膚組織までガッサリ切られているのでかなり広い縫い口... 帰ったとはいえ当分は安静に

 

 

「できれば傷口を何かで覆ってカラーつけてあげてください」とのことだが、我が家には適当なものがない... ココのスヌードでも巻くか?

と思いつつ、カラーを購入するついでに元の主治医のいる近所の病院で先生に話すと...

 

 

大きめの弾性包帯(たぶん骨折の時に使うやつかな?)をスッポリ被せてくれた♪

ちょうどエエやん!

 

エリカラは何かと不便そうなので、今回もドーナツカラー

前は病院で借りたが、今後他の子も使う可能性があるかもなんで購入することに!できればもう使いたくないんだけど、こればっかりはね~

 

 

やはり久々に帰ってくるといろいろチェックされるもんで、代わる代わるやってきてバケのニオイチェック... 首にヘンなもの巻いてるからよけいだな

 

響きにまでチェックされてたもんなぁ

 

 

 

とりあえず薬2種類(抗生剤と胃薬)が1週間分処方、切れる頃に再診予定

病理の結果もタイミングが合えばその時に聞けるかな?

とはいえ、ほぼ甲状腺癌でキマリだろうが... 転移の可能性の有無や今後の治療方針なども結果次第で変わってくるため、まだまだ一息つくには早いのだろうが、それでも難しい手術を乗り越えてまた家に戻ってきてくれたことに気が緩まないかといえばウソになる

イチバン帰ってきて安心してるのはバケ自身だろうけど...

 

 

家に戻ったとはいえ、手術や入院のストレスに体の痛み(あれだけ切られて痛くないハズないよね)で少しシンドそう... 体も少し暑いし

 

 

 

 

 

ご飯はしっかり食べたので、今日はゆっくり休むんやで~


手術終了!(※閲覧注意)

2018-03-14 22:45:47 | 病気

※※摘出した組織の写真を掲載していますので閲覧ご注意ください※※

 

 

 

3月14日(水曜日)

 

 

 

無事にバケットの甲状腺癌の手術が終了しました!

当初、午後2時頃には手術が終了すると聞いていたのですが、連絡があったのは午後3時過ぎ

どうやら予定より手間取ったようです。

 

 

さっそく病院で麻酔から覚めたバケットと面会

 

 

麻酔から覚めてそれほど時間経っていない為か最初はボ~っとしていたバケット、それでも飼い主とわかったようで不安げにキュンキュン...

ヨシヨシ、よく頑張った!

 

 

すぐ次の手術に入らないといけない主治医の先生から、撮影していた手術の写真見ながら経過の説明

 

 

まず腫瘍自体は膜に包まれていてCT画像と同じであったがやはり再発ということで多少他の組織に癒着していたので少し広範囲に切除を行い、前回の縫合部の皮膚も転移を警戒して切り取ったとのこと。

当初、前回切除した甲状腺と別の部分に新たにできた癌の可能性を考えたが、癒着していたことも考えると前回取りきれていなかった甲状腺癌の再発ではないかと考える。(但し、確定診断は今回切除した組織を病理に回してその結果次第であるとのこと=2週間程度かかる)

今回出来うる限り丁寧に周りの切除できる部分まで広めに切除を行ったが、再発したことを考えると再々発の可能性も否定できないとのこと。

 

術後については、数日様子を見て特に問題なければ日曜日(18日)には退院できるとのこと

 

 

 

摘出した組織も見せてもらいました。

 

 

サイズは約6~7cmというところでしょうか

右側の少し出ている部分はリンパ節だそうです。

 

腫瘍ってもっと肉の塊って感じなのかと思っていましたが、こうしてみると血管が通っていたりと何というか内臓そのものみたい...

嫁曰く「癌組織といっても血管も通っていたり臓器みたいなものなんだよ、甲状腺は血流も多い所だし、だから血管を通して体に癌が転移したりして怖いんだよ」と教えてもらい、納得と旋律と改めてコレ見て冷静な嫁の変人ぶりに感嘆(笑)

 

なにより切除したのを見たいと言い出してのは嫁だし...

 

 

 

ともかく難しい手術を無事に乗り越えて、まだ共に歩めることができそうで安心。

皮膚も切除している分、前回より傷口が塞がるのに時間がかかるかも(嫁談)らしいので、しばらくは病院で、退院後は家でも安静にして、早くいつもの生活に戻れるようにガンバロウ!

 

 

帰る時もキュンキュンキュン... さみしいね

 

 

もう暫く我慢! また会いに来るからね~

 

 

 

 

 

沢山の応援で生かされたバケット、恩返しは長生きすること!

飼い主も頑張るのでまた応援よろしくお願いします♪

そしてまた遊んであげてくださいね。

 

復活までしばしお待ちください