イタグッチーのアニマルな日々

ワンコ6頭とニャンコ1頭に翻弄される毎日

ジャスパーの病状サマリー(5/17~5/24)

2013-05-27 18:27:19 | 日記

【 5月17日 】

◎通常通り朝ごはん食べるも元気なし

〉夕方、仕事より帰宅後、朝ごはんを丸々吐いているのを発見。→元気なし、部屋の所々に嘔吐後(緑がかった水様嘔吐物に若干の固形物まじり)

〉通常の食事は拒否(見向きもせず)の為、米を全流動にし、鶏胸ミンチ・ヤギミルクを混ぜたものを与えるが、興味を示すものの自発的摂取せず。→一口スプーンにて流し込むと自発的に食べるが、数口でやめる。

〉食後しばらくして嘔吐、摂取分のほとんどを吐き出す。嘔吐後、自ら水分摂取する。

〉その後も食事摂取を促すも、自発的摂取なし→食べさせると嘔吐、水分摂取でも嘔吐する。

*元気(-)→但し立ち上がって動くことは可能

*嘔吐(複数回=胆汁様の黄土色)

*排尿(+)・排便(-)

◎胃腸炎の可能性を考える。ただ、水分摂取は出来ているようなので1日様子を見ることとする。

 

【 5月18日 】

◎元気(-)なものの、目の力あり、朝から猫を追いかけている。→食事は先日の残りのお粥を少しだけ自発的摂取する。

*元気(±)=波がある。

*嘔吐(前日同様で数回あり)

*排尿(+)・排便(-)

◎前日より軽快しているように感じるものの、食事の摂取は限定的。食事を摂取していないためか排便確認できず。

 

【 5月19日 】

◎就寝中に数回の嘔吐した模様(胆汁様嘔吐物)

◎食事(全流動+鶏ムネ肉ミンチ+ヤギミルク+味噌〈少量〉)

〉食事は自発的摂取なし、スプーンで食べさせるが、しばらくすると嘔吐。

〉水分摂取するが嘔吐も数回あり。

*元気(-)

*嘔吐(+)=胆汁様のものと、若干の鮮血混じり)

*排尿(+)・排便(-)

◎食事の摂取をしないため、翌日以降も食べない場合は病院へ行くこととする。

 

【 5月20日 】

◎昨晩以降、嘔吐なし。水分摂取も良好であるが食事は限定的(お粥の水分のみ摂取=固形物は食べない)

◎仕事からの帰宅後、軽く散歩。

〉他の犬たちの食事を物欲しげに見ていたので、火を通した鶏ムネ肉を与えると少量食べる。(普段の5分の1程度)

〉水分摂取も良好

*元気(±)

*嘔吐(-)

*排尿(+)・排便(-)

◎散歩で食欲が出たのか少量ながら自発的摂取し、比較的元気であるが、ほぼ大半はベッドで寝ている。排便も確認できず。

 

【 5月21日 】

◎朝食は固形物に興味を示すものの口にせず。→お粥に切り替えるも自発的摂取は限定的。

◎食事(全流動+鶏ササミ+ヤギミルク)

〉1日の大半をベッドで寝て過ごす。

〉目に力はあるものの、食事を4日間まともに摂取していないためか、立ち上がるとフラつくときがある。

*元気(-)

*嘔吐(-)

*排尿(+)=濃い・排便(-)

◎急遽、休みを取って翌日病院へ受診することとする。

 

【 5月22日 】

◎朝食はお粥を少し摂取

※※午前中に病院受診※※

◎体重5.5kg(製常時の体重:6.1kg)

◎体温38.5℃

◎採血の結果、WBC:41700(正常値:10000程度)、ALT:110(正常値:78以下)、ALP423(正常値:254以下)、CRP:6.5(正常値1.0)

〉白血球の数値が突出して高い、CRP・リパーゼ(数値記録紙紛失の為、数値未記載)も高値である。

◎エコーは問題所見確認できず。

◎上記検査の結果では確定診断に至らず。重積腸炎・急性膵炎・胆道疾患・肝疾患・感染症のいずれかが怪しいが、エコー上以上が無かったので胆道と肝臓は除外しても良いのでは?とのこと。

〉腸炎か膵炎で言えば、数値から見て急性膵炎の可能性が高い。

〉白血球の数値を見れば入院が必要でが、病院でも絶食の上で点滴しかすることがない。ALB・BUNは正常値で水分摂取は良好なようなので自宅にて様子を見ることとする。

〉さしあたりWBC・CRPが高いので何らかの炎症が起こっているのは間違いないため、抗生剤2種類を注射し、抗炎症薬と胃薬を2日分処方→再診は2日後。

◎食事については膵炎の疑いが強いため、動物性蛋白は極力控えたものを摂取させるよう言われる。→ヤギミルクは動物性蛋白が含まれるので中止とする。

◎先生のアドバイスに従いお粥を与える(全流動+鶏ササミのほぐしたもの+釜揚げちりめん)

〉帰宅後、注射の効果か食欲(+)。但し一度に大量摂取させず、1時間おきに3回に分けて与える。

食事に処方された薬を入れてたべさせる。

*元気(+)

*嘔吐(-)

*食欲(+)

*排尿(+)・排便(-)

 

【 5月23日 】

◎前日に引き続き食欲あり、朝食は前日の残りを完食。

◎昼間に膵炎について学習

※膵臓は脂肪やタンパク質を消化・吸収しやすいように酵素(アミラーゼ・リパーゼ・プロテアーゼ)を生成する期間で、インスリンも生成する。

※膵臓が炎症を起こすことで、吸い酵素が腹腔内に漏れ他の臓器を消化し始める危険がある。また、インスリンを生成が破壊されて糖尿病になるリスクもある。

※急性膵炎は再発し続ける危険性がある。

※発生の原因は不明であるが、食生活において脂肪の多い食事やジャンクフードの過剰摂取や、外傷による内臓損傷がトリガーになる場合がある。

※症状については下記のような状態が起こる。

〉①食欲不振②激しい嘔吐と下痢(血液が混じる場合もある)③黄色、脂ぎった糞便④腹痛・腹部膨満⑤無気力さと弱さ⑥発熱 等々

ジャスパーの場合、①②⑤が該当。

一見すると腸炎の症状と酷似しているが、血液検査で判別可能。

※急性膵炎は食事療法が大切であり、いかに膵臓に負担をかけないようにするかが重要である。症状初期は絶食が望ましい。

※食事については...

〉脂肪分の少ない食事

〉糖尿病のリスクも考え、なるべく高糖分の摂取を控える

*上記のことを踏まえ、お友達で手作り療養食に詳しいゆりさんと、職場の栄養士(もちろん人間の)にアドバイス頂き食材選定。

〉鶏ムネもしくはササミ、白身魚、卵の卵白、牛赤身

〉豆腐は大豆脂質として足りない動物性タンパクを補う。またジャガイモも良い。

低糖野菜として

〉ブロッコリーやカリフラワー・ズッキーニ・ホウレンソウ・キャベツ

糖尿病リスクを考え、上記野菜を選択。

※前日のお粥の残りに、カレイの白身、牛赤身、砕いた豆腐、じゃがいも・ズッキーニ・キャベツ・ブロッコリーを茹でてミキサーにかけたもの。

◎食事は1時間おきに3回に分けて与える。

◎食欲の増加と共に元気も出てきて部屋で遊ぶようになる。

*元気(+)

*嘔吐(-)

*食欲(+)

*排尿(+)・排便(+)

◎今回、症状発生後初めて排便する。やや水様便(若干赤みがかっている?)

◎食事量に気をつけながら経過観察とする。

 

【 5月24日 】

◎病院にて再診、エコー・血液検査実施

〉体重:5.4kg

〉エコー:著変なし

〉採血:WBC5400・ALP324・CRP1.7

◎血液検査上、すべての異常項目が減少しているが、2日間で急激に数値が減少することはあまり考えられない。特に白血球が4万から5千まで急降下しているので、病気であれば肺血症の可能性もあるが、元気だし肺血症であれば動けないはずなのでその可能性は少ない。

→病気の正体は... 腸炎もしくは膵炎の劇症状態だったのではないか?

→血液検査の結果は... 初回の来院時が炎症のピークで、投薬と注射によって減少に転じたのではないか?

◎ともかく一気に数値が下がるのもあまり歓迎できることではないので、状態を観察し1週間後に再診となる。

◎食事については当面現在の食事でOK、徐々に普段の食事に切り替えても可とのこと。

◎全粥・鶏ササミ、タラの身、豆腐のつぶしたもの、ジャガイモ・ズッキーニ・ほうれんそう・キャベツを茹でてミキサーしたもの、タラと野菜の茹で汁に卵白溶いたもの

〉前日、野菜部分を残したので、肉類は皿の底に、野菜と豆腐を上に乗せ、卵白煮汁をひたひたにし、2回に分けて与える。→完食。

*元気(++)

*嘔吐(-)

*食欲(+)

*排尿(+)・排便(+)=ややゆるい固形便

◎食欲もあり、元気もある。部屋で猫を追い掛け回している。食事については日曜日まで様子を見て、徐々に普段の食事に切り替えていく予定。体重が減少しているので、今後は脂肪分の少ない食材を使いつつ体重増加させる必要がある。


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