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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 「強さ」から「柔さ」へ《ジョン・マクニール(tp)》

♪~♪ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「ジョン・マクニール」のレコード紹介です。♪~♪

2年前の靭なサウンドが・・・、
景描写の音創りに激変。
変ればイイ??  そんなもんジャ・・・。
②『クリーン・スイープ』(81)
《Clean Sweep/John Mcneil(tp)》
ジョン・マクニール(tp)、デイヴ・リーブマン(ss)、ジョアン・ブラッキーン(p)、
ルーファス・リード(b)、ビリー・ハート(ds)。
《John Mcneil Blog紹介》

レコード①から2年後の録音、このアルバムはある意味凄い。
①はF.ハバードもどき、勢い・強さ・太い音でリバリ吹きまくる。
モード・ベースのジャズだったが、この②は随分変わった。

アドリブが当り前に進行する曲はA#1の1曲だけ。
他の曲は穏やかに景表現し、漂うようにアドリブが流れていく。

A#1 リズム陣がンタープレイで常に絡んでくる。
ドラムの感応的インタープレイに驚き&感銘。
ピアノ・ベース一丸となってサックス、ペットに絡み付く。

ジャズの本質、醐味を如何なく聴かせる。
リーブマンのソプラノの感情表現は、「巧い」の一言。
一番ツマランのはリーダのマクニール、表現力が乏しい。
 
私の好みは、ンタラ・チンタラ情景表現する曲よりA#1の1曲。
昔ながらにアドリブ渡しを演りつつ、リズム陣が絡んでくる。
このスピード&スリル感がたまらない。

 ♪~♪ 
A#1、この曲だけインタープレイの醐味が、特にドラムを注目。

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