だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 女性ジャズ・(ウー)マン《シャーリー・スコット(org)》

ッ、オッ、ウオッ、ウオッ」潔い良いバッキング。
砲丸投げの球を喰らったような音が飛び出す。  
これが、性らしさ・品格のオルガン・ジャズ。
⑥『Blue Flames/Shirley Scott(org)』(64)  
シャーリー・スコット(org)、スタンレー・タレンタイン(ts)、
ボブ・クランショウ(b)、オーティス・フィンティ(ds)。
 
オルガンジャズは嫌いだが、女性だからイキして買ってみた。
女性のオルガンって、結婚式のウエディングマーチしかイメージ出来ない。
女性オルガニストを記念して2枚目も聴く。
2枚聴くと、流石に嫌いなモノもどうにかなってくる。
 
オルガンのバッキングがしつこくない。むしろ、面白さを感じ始めた。
ッ、オッ、ウオッ、ウオッ」い良いバッキングがイイ。

砲丸投げの鉄球を喰らった感じ。
タレンタインのテナーは叫び泣き、安酒場のブルース・オヤジの如くウメク。

テナーの叫び泣き・ウメキに対して、オルガンに格がある。
J.スミス等普通のオルガンは「ァオオ~~、ヴオオ~~」。
尾を引きながらボリュームアップしていく、この音が大嫌い。
しかし、スコットにはこんな音が殆どない。
女性らしさか、アクの少ないオルガンも中々もんだ。


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