だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 骨太トーンで聴かす《フランク・ストラッゼリ(p)》

60年代初期「太トーン」のファンキー・カラー!
その後、「公子ピアノ」へ変革!
「シッチャカ、ッチャカ」アドリヴへと・・・・!
②『グルーヴィン・ブルー』(61)
《Groovin`Blue/Curtis Amy&Frank Butler/Frank Strazzere 》
フランク・ストラッゼリ(p)、カーティス・アーミー(ts)、
フランク・バトラー(ds)、カーメル・ジョーンズ(tp)、
ボビー・ハッチャーゾン(vib)、ジミー・ボンド(b)。

レコード①から8年前の61年録音。
貴公子ピアノの初期盤が気になり、サイドメンだが引っ張り出した。
ミディアムテンポでファンキー・カラーたっぷりの演奏。
アドリブソロもバックもグループに馴染んだドップリ・ァンキー。
①のアドリブ・フレーズの妙チクリンな不協和音もソロ・フレーズも無い。
強いタッチでシングルトーンを叩き出す。
ボビー・ティモンズ(p)の「太トーン版」ってとこ。

テナーもペットもガサツな音色でファンキー一色。
とてもウエストコースト・サウンドとは思えない。特に、ドラムがイイ。
強く重いインパクトのあるスネアの音は「ッ、ダッ」の1発音で聴かす。

このレコードのストラッゼリは①とは別人。
ボクトツにたたく鍵盤の音は、強く・くドラムと巧くシンクロさせる。
グループのファンキーカラーにドップリ漬かっている。
ストラッゼリの60年代初期はハードバップ・ド真ん中。
その後、貴公子ピアノへ変革していく。


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