「シッチャカ、メッチャカ」アドリブ展開!
そして、ハードバップ・ド・真ん中まで!
2面性の摩訶不思議・ピアノ貴公子!!

①『ザッツ・ヒム&ディス・イズ・ニュー』(69)
《That's Him&This Is New/Frank Strazzere(p)》
フランク・ストラッゼリ(p)、デイブ・パーラト(b)、ジョン・テリー(ds)。
独自のメロディーを叩きだす。
1、2回聴けば「シッチャカ、メッチャカ」でノリが悪い。
フランク・ストラッゼリ(p)、デイブ・パーラト(b)、ジョン・テリー(ds)。
独自のメロディーを叩きだす。
1、2回聴けば「シッチャカ、メッチャカ」でノリが悪い。
何度も聴くと、独自のハードバップ世界観に引きづり込まれ、ハマル。
一聴、ビル・エバンス風だが、よりタッチが強く、明快。
キラビヤカなメロディー・音質でも無い。
エバンスはスイングしない、だから嫌い。ストラッゼリにはスイング感がある。
エリート臭いエバンスに対し、この人は貴公子の香りが高い。
1曲だけトランペットとテナーが参加した曲がある。
この曲が酷い、ピアノのバッキングが全くノレ無い。
妙ちくりんなコードがブレーキになり、1人だけ浮いている。
ところが、アドリブに入ると別人の如くノリ始める。
この曲が酷い、ピアノのバッキングが全くノレ無い。
妙ちくりんなコードがブレーキになり、1人だけ浮いている。
ところが、アドリブに入ると別人の如くノリ始める。
ハードバップ・ド真ん中!グイグイ・ドライブし始める。
2面性を使い分ける摩訶不思議な奴。