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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 &クィル!苛つき隠せず《フィル・ウッズ(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「フィル・ウッズ」のレコード紹介です。♪~♪
 
強さ・勢い&スピード感を、メチェン!
ゆったりクィル&スリルのウッズ、共演!
イメージダウン? ウッズしさは・・
一句
 “相棒に らつき隠せぬ フィル・ウッズ”

③『フィル・アンド・クィル・ウィズ・プレスティッジ』(57)
《Phil And Quill With Prestige/Phil Woods》
フィル・ウッズ(as)、ジーン・クィル(as)、
ジョージ・サイラン(p)、テディー・コティック(b)、
ニック・スタビュラス(ds)。
《Phil Woods Blog紹介》

強さと勢い、そしてスピード感のウッズ。
それではンパターンと、少し工夫が。
このセッションは、ダブル・アルトで登場。

今後のアルバムで有名となるクィルとの共演。
ところが、バトルに至らない良しセッション。
以前の特急テンポ・免停覚悟のスピード狂ではない。
ミディアムテンポ中心のビートで々と。
 
ウッズのイメチェンは失敗?ダウンしたか。
どうも面白さに欠け、腰けのようで・・。

アルト2本揃うとどっちがどっち、となるが。
以前と変わらないウッズ、両者の違いは歴然。

クィルのプレイは少し人し目。
ウッズのように畳み掛けてこない。
間を置き・長いトーンを挟んでくる。
 一句
 “相棒に らつき隠せぬ フィル・ウッズ”

以前の勢いとスピードの演奏とは異なる。
ゆったりとクィルを聴き、ウッズでスリル・刺激を受ける。
甘さ・辛さ、酸味渋味の味変が楽しめる1枚といえる。
 
♪~♪  以前の強さと勢いから「ゆったり」のウッズをお楽しみ下さい。


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