だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 「ぼ~ぼぉ~」と、これがいい《ピート・ジョリー(p)》

♪~♪ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ピート・ジョリー」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
西海岸らしく、くリズミカルに「サラッ」と。
「巧い人」なんだが、個性しく飽きが。
「ぼ~ぼぉ~」たテナーに救われて。
 
一句
“ぼ~ぼぉ~と れたテナーに 眼が覚めて”

③『デュオ・トリオ・カルテット』(55)
《Duo Trio Quartet/Pete Jolly》
ピート・ジョリー(p)、バディー・クラーク(b)、
メル・ルイス(ds)、ビル・パーキンス(ts)、他。
 
《Pete Jolly Blog紹介》

《Bill Perkins(ts) Blog紹介》

《Lester Young(ts) Blog紹介》

①②③と西海岸のピアニスト、ジョリーを聴く。
人気が高かったのか、55年3月に一揆に4枚を録音。

西海岸の人パウエル派、と称される。
西海岸らしく、軽く・リズミカルに転がっていく。
「サラッ」としたセンスは、中々のもの。
 
・・ってのは、良く分かるんだが。
だから、「巧い人だ」とは思うんだが。
個性がないからか、きがきてしまう。
そんなとこが、国内ファンが居ない?理由では。

今回は手を変え・品をえ、の戦法か。
デュオで巧さをみせ、トリオで乗りを。
カルテットで色を変えて、勝負してきた。

とはいっても、ベース・デュオの良さは無い。
単にドラムをいただけの「二人」プレイ。
デュオ独特の「絡み」インタープレイが無いのは残念。

カルテットのパーキンスに期待したいとこだ。
だが速い曲が多く、々と過ぎ・進行していく。
パーキンスのゆったり「ぼ~ぼぉ~」を活かして欲しいんだが。

最後の曲だけは、「ぼ~ぼぉ~」の良さが活きている。
「I Got It Bad And That Ain't Good」。
れた・憂いのバラード、パーキンスが聴ける。
「よれよれ」ひなレスター・ヤングの香りが何ともいいです。
 
一句
“ぼ~ぼぉ~と れたテナーに 眼が覚めて”
 
♪~♪  「ぼ~ぼぉ~」のひ弱感、れ感のテナーを味わって下さい。

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