№2 どすどすドラム！スリルが・・《ダニー・リッチモンド(ds)》

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　ジャズドラム「ダニー・リッチモンド」のレコード紹介です。♪～♪
 

ドスドス、まるで関取の「しこふみ」ドラム！
切れの良い・スリリングなドラムは何処へ！

高いアドリブ自由度・インタープレイだが・・

一句

　“　ドスドスと　ドラム打ち消す　緊張感　”

②『ディオニシウス』(83)
《Dionysius/Dannie Richmond》
ダニー・リッチモンド(ds)、リッキー・フォード(ts)、

キャメロン・ブラウン(b)、ジャック・ウォルラス(tp)、ボブ・ネロムス(p)。

《Dannie Richmond Blog紹介》

①『Plays Charles Mingus』(80)　№1　一髪屋！叩きまくり《ダニー・リッチモンド(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

①『Plays Charles Mingus』の３年後の演奏でメンバは同じ。
①の陽気な演奏と異なりシリアスに、聴かせ所は多い。

ドラムの聴かせ所はA#2タイトル曲。
フォード(ts)の「馬のいななき」、ウォルラス(tp)の「悲鳴」。

半歩ほど前衛に近寄り、緊張感が連続する。

ブラウン(b)はミンガス顔負けの力強い地響き低音で唸る。

 

ラッパの間隙を縫い、叩きまくりのリッチモンド。
①と異なりアドリブ自由度が高く、インタープレイは抜群。

 

「ドスドス・ドタドタ」関取の「しこふみ」のような。
ドラムのチューニングが低過ぎ、まるでロックのドラム。

ベースの地響きに勝負するほど低過ぎる。

切れの良いスリリングな音が一切しない。
ドラムのリーダアルバムなのに残念だ。

　一句

　“　ドスドスと　ドラム打ち消す　緊張感　”

 

♪～♪ 　「ドスドス・ドタドタ」のドラム・インタープレイをお聴き下さい。