だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 奈落の底へ突き落とすド下手クソ・ドラム《ウオレス・ルーニー(tp)》

①『Verses』は、トニーのドラムでBEST・ONE。
②『Intuition』、ド下手ドラムでWORST・ONE。
ドラマーのチョイスが天国・地獄のれ道。
②『インツーション』(88)
《Intuition/Wallace Roney》
ウオレス・ルーニー(tp)、ロン・カーター(b)、ケニー・ギャレット(as)、
ゲイリー・トーマス(ts)、マルグリュー・ミラー(p)、
シンディー・ブラックマン(ds)。

ヒドイ録音、名手R.ァン・ゲルダーの録音。
彼の録音は圧倒的なアコースティック感、楽器の分離・独立感が半端無い。
だから、好きなんだが。ヒドイ理由はダイレクト・ィジタル録音だから。
ホーン楽器の音が硬過ぎ、アコースティック感とは真逆。
ンクリートの固まりが飛んでくるような音。ディジタルは聴けたもんじゃ無い。

ドラムが女性。シンバル叩き過ぎのド下手クソ。
タバタ、ガチャガチャ、ドタドタ、・・・」。
シンバルだけが「シャ~~ン、バシャ~~ン」。
下手クソ・ドラムはとかく叩き過ぎるが、シンバル叩き過ぎはそれ以下。
叩き過ぎのシンバルはアクセントの効果が全く無し。

さて、ルーニーだが、一発目の曲で驚く。
ここでも、マイルス・ドキ。
アルバム①の翌年録音だが、①と変わるところが無い。
音質、モードの音の使い方・フレーズがマイルスと間違う程に似てる。
1年経って演奏スタイルが変わる分けはないが、ここまで徹底してれば立派。
 
ド下手クソ・ドラム&ディジタル録音のヒドサで、最悪アルバムと化した。
ドラムがニー・ウィリアムスで、①『Verses』はベスト・ワン。
70年代以降のジャズはドラムがヒドイと天国から地獄へ、奈落の底真っつしぐら。
このアルバムがイイ例だ。


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