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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 少女のように、だみ声と《(UK)アニー・ロス(女性Vo)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   女性ジャズヴォーカル「アニー・ロス」のレコード紹介です。~♪
 
だみ声のおじさん二人に、まれた女性。
「えぇえ・うぇえ~」、っ払いおじさん。
「きゃん・きゃん」と、女のような声で。
 
一句
 “だみ声と 歌う女性や スコット”


①-1『シング・ア・ソング・オブ・ベイシー』(57)
《Sing A Song Of Basie/Lambert,Hendricks&Ross/Annie Ross》
 (Impulse! A83)
アニー・ロス、デイヴ・ランバート、
ジョン・ヘンドリックス(vo)、ナット・ピアース(p)、
エディー・ジョーンズ(b)、ソニー・ペイン(ds)。


①-2 ABC-Paramount(ABC-223)
 
《女性ヴォーカル ブログ紹介》


ジャケットで観る、27歳の女性とは思えない。
「キャン・キャン」と、女のような声がする。
だみ声のじさん2人に、囲まれた女性。
マスコット・ガールの、見映え重視か。

国出身だが移住し、USでは一端のシンガー。
速い曲では「キャピ・キャピ」の声が飛ぶ。
4ビートでゆったり、重奏なヴォーカルを聴く。
そんな想いは外れまくりである。

ゆったりした曲は、少し落着いた歌声がする。
随分あっさりと、淡白に・ジャジーに。
淀みのない朴な歌声を聴かす。

録音がだから、しっとり感がないのか。
「チャキ・チャキ」ガールでは、どうもサマにならない。
 
 一句
 “だみ声と 歌う女性や スコット”

面白いのは「Onbe O'clock Jump」。
このベイシーの曲って、歌詞があったのか?
インストの曲と思ってたが、っているのです。

「えぇえ~・うぇえ~」。
っ払って唄ってるとしか思えない。
ふざけたようなオジサンの歌声が、ヨレヨレしてる。

そして、「うおっ」とジサンが合いの手を。
アニーは甲高くコーラスを被せてくる。
何かチグハグで・アンバラで、真ともに聴きたくない。
 
でも、リズムは「グイグイ」で調子だけはいい。
何とも快なアレンジである。
 
♪~ 「Onbe O'clock Jump」 ふざけたような乗りが、何とも面いです。


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