№2 気味悪い！迫りくる緊張感《テッド・カーソン(tp)》

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気味悪、「奇妙」な雰囲気に覆われ！

E.ドルフィー他界１ヵ月後、まるで鎮魂歌！

ヒシヒシと迫る・・・・・緊張感＆臨場感！

一句

　　　“　気味悪く　ヒシヒシ迫るは　緊張感　”
②『ティアーズ・フォー・ドルフィー』(64)
《Tears For Dolphy/Ted Curson》
テッド・カーソン(tp,piccolo-tp)、ビル・バロン(ts,cl)、

ハーブ・バシュラー(b)、ディック・バーク(ds)。

《Ted Curson Blog紹介》
①『Fire Down Below』(62)　№1　箸にも棒にもかからない・・《テッド・カーソン(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

このレコードは、「奇妙」な雰囲気に覆われてる。
「気味が悪い」ともいえる。
ラッパの伴奏をドラムだけでやってるような。
ドラムのアクセントが必要以上に強く・ピアノレスだからか。

　　一句

　　　　　“　気味悪く　ヒシヒシ迫るは　緊張感　”

ピアノレス、ラッパ＆テナーのカルテット。
カーソンのラッパは中太音で、感情豊に吹きつける。
ギクシャクしたフレーズがドラムをバックに突っ込む。
何とも異様な雰囲気か！

バロンのテナーは正統派、仏人・ドラム＆ベースが巧い！
聴きどころは、ドラム相手にテナー＆ラッパの掛け合い。
異常な緊張感、はまり込むほどに名盤が匂う。

タイトルどおり、エリック・ドルフィー（as）に捧げたアルバム。
ドルフィーの他界１ヵ月後・パリでの録音。

①『Fire Down Below』とは全く異なる臨場感・緊張感に驚く。

鎮魂歌の思いが響くこのレコードは代表作といえる。

 

♪～♪ 　気味悪い「奇妙」な雰囲気を感じて下さい。

Ted Curson - Tears for Dolphy

Ted Curson - Tears for Dolphy