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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 「ばりばり」のハード・バッパーに《ケニー・ドーハム(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズ・トランペット「ケニー・ドーハム」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
級」ハード・バッパーのお通りだ!
①『Quintet』から3年、一皮・二皮剥けた!
勢い&メロディーの豊かさ、バリバリりまくり!
②『ザ・プロフェッツ』(56)
《The Jazz Prophets/Kenny Dorham》
ケニー・ドーハム(tp)、ディック・カッツ(p)、J.R.モンテローズ(ts)、
サム・ジョーンズ(b),アーサー・エッジヒル(ds)。
《Kenny Dorham Blog紹介》
 
これは、ドーハムのさが分るアルバム。
①『Quintet』から3年後の演奏。
①の純粋・素朴感剥き出し「下手クソ」メロディーとは段違い。
フレーズが豊になり、い・スピード感がでた。
 
バリバリのハード・バッパーに生まれ変わった。
B級」バッパーのお通りだ! と、ウキウキする。
御得意の太い中音域を少し失ったのは残念。
 
やや細身のラッパの音だから、余計に勢いを感じる。
品は無いが、力強く、いで押し切った感じがイイ。
 
B#2「Don't Explain」、ミュートを使ったバラードの曲。
汚いミュートの音だが、心のメロディーが巧い。
①の下手クソ・メロディーとは雲泥の差。
低域の音が潰れたミュートで「びさび」は最高。
 
『静かなる~』は日本人好みな「艶歌アルバム」。
それに気付かせる間逆な②のレコード。
これを聴くと、ドーハム来の姿が分る。
 
♪~♪  勢いにのった「B級」ハード・バッパーの凄さをお聴き下さい。


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