№3 金太郎飴！又グライスと《アート・ファーマー(tp)》

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ジャズトランペット「アート・ファーマー」のレコード紹介です。♪～♪
 

『~Met Gryce』に続く、グライスと協演！
地味・模範的デファクトスタンダードに！

「金太郎飴」のように、何所を切っても！

一句

　“　金太郎飴　どこ切っても　同じジャズ　”

③-1『イーヴニング・イン・カサブランカ』(55)
《Evening In Casablanca/Art Farmer》

③-2　オリジナルジャケ

《Art Farmer Quintet Featuring Gigi Gryce》

アート・ファーマー(tp)、デューク・ジョーダン(p)、

ジジ・グライス(as)、アディソン・ファーマー(b)、

フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
 

《Art Farmer Blog紹介》

①『Early Art』(54)　№1　芸術的農耕者？たんぼでラッパ《アート・ファーマー(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

②『When Farmer Met Gryce』(55)　№2　MEET！知性派グライス《アート・ファーマー(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

②『~Met Gryce』に続きグライスとの協演盤。
変わり映えせず、地味で派手さの微塵もない。
曲によって少々の派手さはあるが。

②と当③の何所を切っても同じ顔の「金太郎飴」のような。
馬鹿にしてるつもりはないが。

デファクトスタンダードのファーマー。
というか、グライスとの協演だからの演奏か。
両者揃って抑制された感情と理論の裏づけが模範的プレイを創ってる。

　一句

　“　金太郎飴　どこ切っても　同じジャズ　”

 

ただ飽きるほど標準的な出来が面白くない。
どれもこれも似たり寄ったりだが、A#3｢Nica's Tempo｣を推したい。
グライス協演盤のベストワンに上がる当③。

その活きの良さを堪能して頂きたい。
 

♪～♪ 　似たり寄ったりの曲の中でテンションの高い演奏です。