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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№5 日本刀!研ぎ澄まされたピアノ《ビル・エヴァンス(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ビル・エヴァンス」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
ラファロ(b)同等のンタープレイはここに無い!
エヴァンスの音は研ぎまされた「日本刀」!
キラキラ感のEUジャズピアノ、その源か?
一句
 “ キララと ピアノの音や エヴァンスの ”
⑤『アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』(68)
《At The Montreux Jazz Festival/Bill Evans》
ビル・エヴァンス(p)、エディー・ゴメス(b)、ジャック・ディジョネット(ds)。
《Bill Evans Blog紹介》

エヴァンスを聴くポイントはピアノと
ドラム・ベースのンタープレイ。

スコット・ラファロ(b)の自動車事故から7年経った。
ラファロとのインタープレイ同等の演奏はここには無い。
ゴメスのベースはエヴァンスのサポート役に、残念ではある。

B#3「Embrace Able You」、ベースが役の曲。
エヴァンスが突っ込むが、絡み合いに至らない。
あくまでもエヴァンスがサポートするだけ。

大きく変化したのは、ョネットのドラム。
シンバルワークでエヴァンスのリズムに同調させる。
「ちょっとしつこい?」とも思うが、自然な同調感がある。

エヴァンスの音は、やっぱりしい。
研ぎ澄まされ・鋭角に立上る音はまさしく「刺身包丁」。
切れ味も良く「日本」の美しさにも似る。
この日本刀と一撃交える相棒は居ないものか?
 一句
   “ キララと ピアノの音や エヴァンスの ”

汗と熱量を取っ払ったエヴァンスのピアノ。
2000年以降のEUジャズピアノはキラキラとし、
汗と情熱を感じない。その源はエヴァンスでは。
 
♪~♪ ベース主役の曲、エヴァンスとのインタープレイに注目して下さい
Embraceable You - Bill Evans
《Bill Evans Blog紹介》

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