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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 LD+3!蒸気機関車・猛ダッシュ《ルー・ドナルドソン(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ルー・ドナルドソン」のレコード紹介です。♪~♪
 
重たく・ねるアルトが突っ走る!
「3サウンズ」トリオ、後方からッシュ!
「バシャ・バシャ」ドラム、気機関車猛烈ダッシュ!
一句
   “ 蒸気吐き 猛烈ダッシュで (はし)る音 ”
④『LD +3』(59)
《With The Three Sounds/Lou Donaldson》
ルー・ドナルドソン(as)、ジーン・ハリス(p)、
アンドリュー・シンプキンス(b)、ビル・ダウディー(ds)。
《Lou Donaldson Blog紹介》

重たいアルトが突っ走る。
後方からプッシュするのは気機関車、石炭を山積み。
登り坂を蒸気を吐き出し、グイグイ駆け昇る。

太く・重いアルトは、テナーと思えるほど。
押しまくるのはG.ハリス率いる機関車トリオ。
ドラムのダウディが先頭で引する。
  一句
     “ 蒸気吐き 猛烈ダッシュで (はし)る音 ”

このピアノトリオは「3サウンズ」名で活躍するトリオ。
アルバムを何枚も出すほどの人気トリオ。
タイトルの「LD+3」は、Lou Donaldson+3(サウンズ)の意味。

A#1 「Three Little Words」。
この出来は本家3サウンズのアルバムを超えている。
この量感溢れる演奏は、本家3サウンズでは聴けない。

ルーのアルトのスピード感。
アクセントの効いた乗りが3サウンズ部隊を調子づかす。
特に、ドラムの迫力が破を掛けまくる。
「バシャ・シャ」のスネアとシンバルアタック。
急き立てるように叩きまくり、インタープレイも抜群。

①・③とコンガ入り「陽気オヤジ」には参った。
コンガが抜けたルーはルースが最高。
重量級プロレスラーのブレーン・バスターの迫力がある。
この④、ンホーンのルーが充分に楽しめる1枚。

ただ、語尾のヴィブラートに嫌気を感じるところも。
情を込めた歌うフレーズと思えば、一目惚れもあるかも。
 
♪~♪ ドラムが気機関車のように急きたてる、どうぞお聴き下さい。
《Lou Donaldson Blog紹介》

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