№1 亡霊・病弱？音は活き《ドド・マーマローサ(p)》

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　ジャズピアノ「ドド・マーマローサ」のレコード紹介です。♪～♪
 

少しスウィングし・理知的センスな香り！

亡霊ピアニスト？　病弱風な姿・顔付が！

3年後、病気のため故郷で休養・引退に！

 

一句

　“病弱に　見せぬピアノや　音は活き”

①『ドド・マーマローサ』(47)
《Dodo Marmarosa》
ドド・マーマローサ(p)、

ハリー・ババシン(cello)、ジャッキー・ミルス(ds)。

 

《Art Tatum(p) Blog紹介》
①『Three Giants』(55)№1　ピアノ跳ね！煙と酒のラグタイム《アート・テイタム(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

1947年の音源を聴いている。
｢シャカ・シャカ｣ワイヤブラシが鳴ってるような。
音が小さ過ぎ、雑音に隠れてしまっている。
まるで、ピアノ＆ベースのデュオのようだ。

ピアノトリオが、まだ認知されていないのでは。
まるで、付け足しのドラム。

そんなだった、ではなかろうか。

とにかく、邪魔をせず｢シャカ・シャカ｣と。

47年の割りには、モダンな香りのピアノ。
アート・テイタムのスライドピアノのような。
そんな安酒場で鳴るピアノではない。
 

若干スウィング感もある。

少しだがセンスある・理知的香りもする。
ポップス風BGMの漂いもある。

｢シャキ・シャキ｣と明確な立上りで、切れがいい。

こんな時代に、こんな方が・こんなスタイルで。

演ってたんだと、まぁ～思うしかない。
この方を知る人って、どれだけ居るのか？
かなり、認知度は低いと思うが。

当①の前年(46)に21歳でリーダー・デビュー。
西海岸で活動する一流のジャズマンだが。
3年後の50年代に入ると、病気のため故郷で休養・引退。

確かに、病弱風な姿・顔付には見える。
亡霊ピアニスト？と言われるような。　

ピアノは、しっかりスタイルなんだが。

 

　一句

　“病弱に　見せぬピアノや　音は活き”

 

♪～♪ 　47年の演奏とは思えない、少しモダンな香りを楽しんで下さい。