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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 N.Y.進出!手癖・泥々一層強く・・《ジョージ・アダムス(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
    ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。♪~♪
 
オランダ・タイムレス社からき抜き!
ブルーノート・レーベルへ、N.Y.進出!
理路整然&利口に? 泥臭い歌物・・・
一句
   “ ニューヨーク 癖泥々 濃ゆくなり ”
⑨『ソング・エヴァーラスティング』(87)
《Song Everlasting/George Adams》
ジョージ・アダムス(ts)、ドン・ピューレン(p)、キャメロン・ブラウン(b)、
ダニー・リッチモンド(ds)。
《George Adams Blog紹介⑦~⑧》

ドン・ピューレンとの番カルテットを聴き、ついホッとしてしまう。
前回の⑧『More Sightings』はEUライヴ特化型単発グループ。
メンバが全く異なる「安物的」ライヴ演奏とは泥の差。

当⑨は大きな特徴がある。
紹介した①~⑧の多くがランダ録音のタイムレス・レーベル。
当⑨から大御所USブルーノート・レーベルの録音。
当レーベルでのプロデュースの影響が聴き処。
 
EUで活躍した米人をブルーノート社がき抜くことは多々ある。
ボビー・ワトソン(as)も引き抜きの一人である。
 
D.ピューレンとの定番カルテットに変わりは無い。
⑦以前のタイムレス時代の演奏に大きな違いは無い。
ブルーノート社のロデュースに関係なく、好き勝手にやってる?

アダムスのフリーキーなバンギャルド・フレーズも健在。
ピューレンの手癖・グチャグチャ連打は一層しつこくなった。
当り前の「手癖」「ぶし」にはまると、嬉しさが込み上げる。
  一句
     “ ニューヨーク 手泥々 濃ゆくなり ”

ただ、グループ全体が理路整然と利口にまとまった演奏に。
④『Earth Beams』・⑥『Metamorphosis』と比べると物足りない。
出来の良さに「荒々しさ」が加味された④・⑥は傑作の頂点。
アダムスの聴き処は、「泥臭さ&アバンギャルド」の融合。
当⑨は泥臭いR&B風歌物的フレーズが強い。と言える。
 
♪~♪  「ブルーノート」籍第一弾をお聴き下さい 
《George Adams Blog紹介①~⑥》

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