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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 響けカリプソ、北欧に《ドン・メンザ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ドン・メンザ」のレコード紹介です。~♪
 
スウェーデンで、ギンギン・リプソ乗り。
加勢するのは、米ウルグアイ&北米US。
「ぐいぐい」荒くれ、激カリプソの波がう。
 
一句
 “こだまする 激るカリプソ ィヨルドに”


③『エル・エンクェントロ』(82)
《El Encuentro/Hector Bingert/
Don Menza》
ドン・メンザ(ts,ss)、ヘクター・ビンガート(ts,fl)、
ジェン・スカファー(g)、ケル・オーマン(el-p)、
ティディー・ウォルター(b)、ジョセ・ルイス・ペレツ(ds)。
 
《Don Menza Blog紹介》


このジャケット、ウクレレが聴こえてきそうで。
まさに、ワイアン音楽が軽やかに流れ・・。

ところが、ウェーデンのFour Leafレーベル。
北欧の地で、このジャケットは真逆もの。
北欧の方々に、憧れの景色なんだろうか。
 
二人の主役は南米ルグアイ&北米USの方。
演奏はジャケットどおり、南米リプソ攻め。
主人公はウルグアイのテナー、ビンガート。
付合うのは、テナーのUS代表ドン・メンザ。

2本のテナーは「ギザザ」音色で攻める。
乱暴に響き渡るのが、ビンガートのテナー。
メンザも同じく強く吠えるが、太く・やや丸い。

以前紹介したメンザの初リーダー作は。
さでアピールする①『Morning Song』(65)。
それから22年後の②『Ballads』(87)は、優しさを表現。

①と②は、質の異なる演奏である。
当③は②と同じ頃だが、音は①に近い。
強いアタック音、太く・っつい音で「ぐいぐい」激カリプソで喰いつく。

こんなメンザのプレイにかなりいた。
相棒のビンガートに、ト-ンを合せたのだろう。
 
テナーが、ウルグアイ&US出身。
サイドメンは、現地ウェーデン出身。
混合部隊でギンギン・カリプソ乗り、これって驚くしかないです。
 
 一句
 “こだまする 激るカリプソ ィヨルドに”

♪~ 「Llamada Original」太く・ごつい音でリプソ乗りまくるメンザです。


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