№1 ４D・４次元構造の音空間へ《ニールス・ラン・ドキー(p)》

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　　　ジャズピアノ「ニールス・ラン・ドキー」のレコード紹介です。♪～♪ 　
音場空間は４D・４次元構造の図形模様！

ベースが奔る！　巨大恐竜の足音・・・

複雑怪奇にスリル＆インパクトのドラム！
目立たないのはピアノ？？

一句

　　　“　魅せられて　四次元構造　音を成す　”
①『ザ・ターゲット』(86)
《The Target/Niels Lan Doky》
ニールス・ランドキー(ｐ)、ジャック・ディジョネット(ｄｓ)、

ニールス・ヘルステッド・ペデルセン(ｂ)。
《YouTubeリンク：Full Album https://youtu.be/b4lNTx7ke5A?list=OLAK5uy_m3P1HQSVKtDPtS32K0i7wB4RoILxH7jYA》

What For

Provided to YouTube by The Orchard Enterprises What For · Niels Lan Doky · NHØP · Jack DeJohnette The Target ℗ 1987 Storyville Records Released on: 1990-01-01 Auto-generated by YouTube.

What For

４ビートのリズムが重い。
軽やかにグルーヴに流れるジャズでは無い。
１拍１拍のリズムが巨大恐竜の足音のようにグングン進む。

ピアノの音色はシャープで透明感がある。
だが、１音１音が重く力強いアタックでピアノが唸る。
ケニー・ドリュー(p)『ダーク・ビューティー』の音色をシャープにした感じか。

リズムの比重を高めているのはベースのペデルセン。
重量感あるブッ太い弦の音、唸り上げるベースランニング。
ペデルセンのベースが表に出過ぎ。
テーマをベースソロで＆アドリヴのソロ、目立ち過ぎ。

演奏にスリル＆インパクトを与えるのはドラムのディジョネット。
裏打ちに入るシンバルが複雑怪奇なグループ表現を創り込む。
と、なると、１番目立たないのはピアノか？　普通過ぎるから。
 

トリオの音場空間は４D・４次元構造の図形模様を見ているよう。
トリオ演奏を超えた音の空間がある。

　　一句

　　　　　“　魅せられて　四次元構造　音を成す　”