見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№14 極低音&超軽音のフーガ《ポール・デスモンド》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズ・サックス「ポール・デスモンド」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
「ゴワ・ザワ」バリトンが地をう極低音!
羽毛が舞う「フワッ・ワッ~」超軽音との対比!
叉、叉、叉、古房デイヴ・ブルーベック(p)抜き!
⑭『ツー・オブ・ア・マインド』(62)
《Two of A Mind/Paul Desmond》
ポール・デスモンド(as)、ジェリー・マリガン(bs)、etc
《Paul Desmond Blog紹介》
 
このレコードの白いとこは、極低音&超軽音の対比。
「ゴワ・ゴワ・ザワ・ザワ」マリガンのバリトンが地を這う。
「フワッ・ホワッ~」デスモンドは羽毛が舞う音。
 
2つの音はバッハの「ーガ」のように追い駆ける。
ピアノレスだから余計に際立ち、楽しさは倍増。
ウェスト・コーストの白人サックス奏者の御得意芸。

デスモンドは軽やかさ、快さに満ちている。
⑨・⑫で聴かれる「太さ」は無く、「跳ねる」感じの軽快さ。
マリガンは、鈍牛が「ヨタヨタ・ドタドタ」と歩き回る音。
この対が面白い。
 
この2人のアルバムには経緯がある。
プレイボーイ誌の人気投票でアルト部門1位がデスモンド。
⑨『First Plays Again・Playboy』はその記念のアルバム。
 
同じくバリトン部門の1位がジェリー・マリガン。
ポール・ウイナーズ第1位同士のアルバム。
商業ペースに乗っかった「儲け」るためのアルバムか。
 
今回も古女房デイブ・ブルーベック(p)抜きのピアノレス。
愛人ジム・ホール(g)も入ってない。
古女房は抜きだが、愛人との倫も避けた。
という面白さもある。
 
♪~♪  地を這う極音&羽毛舞う超軽音との対比をお楽しみ下さい
《Paul Desmond Blog紹介》

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX P《ポール・デスモンド》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事