№21 重戦車 Vs 軽自動車《ジャッキー・マクリーン(as)》

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　ジャズサックス「ジャッキー･マクリーン」のレコード紹介です。♪～♪
 

凄味・迫力の｢グレイト・ジャズ・トリオ」共演！

重戦車に軽自動車のマクリーンが挑む！

50年代の太く・凄味のマクリーンなら・・・

一句

　“　迫力に　飛び散る音の　マクリーン　”

21『ニュー・ワイン・イン・オールド・ボトルズ』(78.4)
《New Wine In Old Bottles/Jackie Mclean》
ジャッキー・マクリーン(as)、ハンク・ジョーンズ(p)、

ロン･カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)。

《Jackie Mclean Bog紹介》

⑲『A Chetto Lullaby』(73.7)　№19　還らぬ音！懐かしむ《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑳『The Meeting』(73.7)　№20　Vs. D.ゴードン！貫禄勝負《ジャッキー・マクリーン(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

迫力が無い、聴き応えが無い。

マクリーンの演奏に迫力が無い。

ピアノトリオの凄味・迫力がマクリーンを押し倒す。
ピアノトリオは｢グレイト・ジャズ・トリオ｣の名で有名。

アルバムを多発する人気グループ。

演奏の重心が低い。

｢グィイ～ン｣ロンのベースが低くうねる。
トニーのバスドラムは地下核実験の地響きの如く。
ベース＆ドラムが大地を揺り動かし激震を喰らわす。

聴き処はA#1｢Appointment In Gahna Again｣。
｢フワッ・フワァア～｣軽いマクリーンの音が舞う。

ピアノトリオの重低音の上空を舞い・散る。
 

重戦車と軽自動車の勝負のような。
こんなに軽い音、無いなら無くても良いような・・・。

　一句

　　“　迫力に　飛び散る音の　マクリーン　”

56年頃のマクリーンは、太く・ザラザラの・アクの強い音質。

こんなマクリーンなら最高のグループになるが。
個性の無い・清々しい音のマクリーンでは、

このトリオに太刀打出来ない。

 

♪～♪ 　重戦車のピアノトリオと軽自動車のマクリーンを比べて下さい。

Appointment in Ghana Again - Jackie McLean

Jackie McLean - as ジャッキー・マクリーン Hank Jones - p ハンク・ジョーンズ Ron Carter - b ロン・カーター Tony Williams - d トニー・ウィリアムズ Recorded 4/6-7/1978 https://en.wikipedia.org/wiki/New_Wine_in_Old_Bottles https://www.discogs.com/Jackie-McLean-and-The-Great-Jazz-Trio-New-Wine-In-Old-Bottles/release/9070598

Appointment in Ghana Again - Jackie McLean