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ジャズサックス「ロマン・シュヴァラー」のレコード紹介です。♪~♪
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スイスの「狂気」男、22歳・初リーダ作!
切り立つ音、甲高く・怒鳴り突け・吠え!
空間を切刻む、圧巻ドラム&テナー・バトル!
一句
“ シュヴァラーの ロマンと狂気の 共演か”
①『ロマン・シュヴァラー・カルテット』(79)
《Roman Schwaller Quartet》
《Roman Schwaller Quartet》
ロマン・シュヴァラー(ts)、ドン・フリードマン(p)、
マーク・ソンソン(b)、ハインツ・リード(ds)。
切り立ったテナーの音が甲高く怒鳴り突け・吠える。
切り立ったテナーの音が甲高く怒鳴り突け・吠える。
アドリヴは空間を切り刻み、ヒステリックに悲鳴を上げる。
長いピアノのアドリヴは連打・強打で鍵盤が鳴きまくる。
ドラムはエルヴィンを凌ぐか? 何本の手足があるのか?
ドラムはエルヴィンを凌ぐか? 何本の手足があるのか?
と、思う程に叩きまくる。
1曲目「Try This One」、ピアノレスでピークを。
1曲目「Try This One」、ピアノレスでピークを。
そして、ドラム&テナーのデュオに展開。
テナーの連発音はドラムの音数に追いつくほど。
テナーの連発音はドラムの音数に追いつくほど。
当①の聴き処は1曲目のドラム&テナーのバトル。
こんな凄まじい演奏、シュヴァラー22歳での初リーダ作。
シュヴァラーはスイス出身、スイスのJ.グリフィンと紹介される。
だが、そんな器では収まらない。
若きエネルギーの核爆発音は他のどんなテナーとも比較できない。
自然に覆われたスイスに、何故「狂気」の男が? と、思うほどだ。
若きエネルギーの核爆発音は他のどんなテナーとも比較できない。
自然に覆われたスイスに、何故「狂気」の男が? と、思うほどだ。
一句
“ シュヴァラーの ロマンと狂気の 共演か”
CD時代のリーダ作は多いが90年以前のリーダ作は3枚。
やっと手に入れた貴重な初リーダ作である。
USメンバとのN.Y.録音で、レーベルはスェーデンのフォーリーフ社。
♪~♪ スイスの「狂気」男の初リーダ作、ドラムとのバトルが楽しみです。