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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 喰わず嫌いの「ぐちゃ」《オリヴァー・レイク(as)》

♪~ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「オリヴァー・レイク」のレコード紹介です。~♪
 
E.ドルフィー?一歩リー系に近寄ったか。
奇天烈・支離滅裂、乱雑極まりない。
何が起こるか予不能な世界に、惑惑と。
 
一句
 “時は経ち 嫌ったぐちゃジャズ まり込む”


①『エクスパンダブル・ラングェッジ』(84)
《Expandable Language/Oliver Lake》
オリヴァー・レイク(as,ss,fl)、ジェリ・アレン(p)、
ケヴィン・ユーバンクス(g)、フレド・ホプキンス(b)、フェアロアン・アクラフ(ds)。
 
《Eric Dolphy(as) Blog紹介》


奇天烈なテーマが、支離滅裂に進む。
そしてアドリブは暴れ、乱雑極まりない。
意味不明なテーマを創って、何が面白いのか。
と思ってしまう程、自然さがつきまとう。

どっか聴いたような悲鳴音が・・・。
「きぃ~・くぇっ」フレーズの合間を縫って泣く音。
E.ルフィーの顔・音が脳裏を過ぎる。
流石に「馬のいななき」は無いが、悲鳴をまき散らすアルトだ。

淡々と叩かないドラムが、混沌の渦を創る。
かき鳴らすギターは、乱雑なリズムの嵐。
こんな音の塊りが、ステリーゾーンに引きづり込んでいく。

呆れた感を超えると、益々ミステリーのど壷に。
何が起こるか予不能な世界に、惑惑する。
身を乗り出して引き込まれる、まさに餌食にされたようだ。

な曲が、どんどん進んでいく中で。
こんなハイテンションなエネルギーを、タイトル曲で楽しめる。

レイクって、フリージャズど真ん中の方。
と勝手に思い、聴く気にならなかった。
だが、当①は手のくフリージャズ。
こんなギリギリ・プレイに、惑惑感が詰まっているのも確かだ。
 
 一句
 “時は経ち 嫌ったちゃジャズ はまり込む”

エリック・ドルフィーが一歩リー系に近寄った。
それが、レイクのプレイ。
と、言い切ったら失礼だろうか。
 
♪~ 「タイトル曲」奇妙奇天烈だが、イテンションに楽しめます。


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