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だらずだらじゃず・本音ジャズ

英№4 都会派センスで粋がるデビュー作《コートニー・パイン(ts)》

♪♪♪ ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「コートニー・パイン」のレコード紹介です。♪♪♪

会派センスで粋がるリーダ・デビュー作!
何でもめ込み「何でも出来る」と・・・
翌年『Destiny's Song』では性ブチ撒け!!
一句
   “  粋がって 何でも来ると デビューし  ”
④『ジャーニー・トゥー・ジ・アージ・ウイシン』(86)
《Journey To The Urge Within/Courtney Pine》
コートニー・パイン(ts,ss,bcl)、レイ・カーレス(bs)、クリーヴランド・ワトキス(vo)、
オルフィー・ロビンソン(vib)、ジュリアン・ジョセフ(p)、ゲイリー・クロスビー(b)、
マーク・モンディサー(ds)。
Youtubeリンク》

ステーキを食ってたら、幕の内弁当も、パスタも食って最後の締めは焼肉。
このレコードはそんな構成。
パインのリーダ・ビュー作。
デビュー時に「何でも出来るんだ」と、何でもかんでもめ込む奴が多い。
この人も同じ。

どうでも良い曲も含め、1曲毎にレンジが丹念に仕込まれている。
初作品でありながら量の高さを示す。
まともなパインのアドリヴは数曲しかない。
中でも4ビートを聴かすのは2曲だけ。
 
ソプラノを使ったアドリヴは一押し。
デイヴ・リーヴマンのスピリッチャルをいた音・・・そんな演奏。
力強く吹き込むソプラノは太い音で吠え、聴き応え十分・味のソプラノ。

レコード③『Destiny's Song』(87)は正統派4ビート。
J.コルトレーンのピリッツを継承、けたたましい魂の響きがする。
③は当デビュー作④の翌年録音。

③&④、とても同一人物とは思えないほど異なる。
会派センスを気取った奴が、翌年の録音では根性論をブチ撒け始めた。
都会派の④から突如、性派の③に豹変。そんな変りよう。
  一句
     “  粋がって 何でも来ると デビューし  ”

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