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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 クリア&シャープ!カナダ・英国融合音《ケニー・ウィラー(tp)》

♪~♪  ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「ケニー・ウィラー」のレコード紹介です。♪~♪


ナダ出身・英国活躍のK.ウィラー!
Only One、「リアー&シャープ」な音質!
だが、聴き処は「し過ぎ」M.ブレッカー・トリオ!
一句
   “ ウィラー忘れ 爆破音の ブレッカーに ”
①『ダブル、ダブル・ユー』(83)
《Double,Double You/Kenny Wheeler》
ケニー・ウィラー(tp)、マイケル・ブレッカー(ts)、ジョン・テイラー(p)、
デイヴィッド・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)。

このラッパ吹き、多くのアルバムを聴くが嫌いなタイプ。
好みの守備範囲ギリギリのポテンヒット狙いで買った。

ECMレーベルの音創りにピッタシのラッパ吹き。
明感が強く「クリアー&シャープ」な音質。
タンキングを明確にせずれるようにフレーズが泳ぐ。

リズムに捉われず何のもアクもない。
綺麗な音が抑揚豊に吹き流れる。
音場の空気をクリアーに流す音はまさしくECMと相性ピッタシ。

強いリズムのアクセントが無いからスイング、ルーヴ感が無い。
ジャズの匂いが無いからとても好きになれない。
こんなラッパの音はUSジャズマンには出せない。
ウィラーはナダ出身で英国へ移住。
ウィラー唯一、オンリー・ワン・ジャズともいえる。

このレコードの聴き処はラッパではない。
B#2 ースソロの録音が素晴らしい。
乾ききった音でベース本体がに見える程にリアル。
腰の強さ&力感は80年代・他のレコードでは聴けない。

もう1つの聴き処は「し過ぎる」M.ブレッカーのテナー。
綺麗でシャープなウィラー&美し過ぎるブレッカー。
最大の聴き処はテナー・ベース・ドラムのトリオ演奏。

炎の如く燃え、発するブレッカー。一瞬の隙間を創らせない。
ベースが唸り、ドラムは無限大の連打で暴れる。
レコードの頂点はこのトリオ演奏で終止符を打つ。
A面のウィラーはそのプロローグでしかない。
  一句
     “ ウィラー忘れ 破音の ブレッカーに ”
 
♪~♪ 「リア&シャープ」なカナダ出身・英国活躍のウィラーの演奏


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