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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 抑えた声に、のめり込む《カーメン・マクレー(女性Vo)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  女性ジャズヴォーカル「カーメン・マクレー」のレコード紹介です。~♪
 
「どろっ」とアクも癖もない、人女性。
サラっとしつつ、熟した優しさにれ惚れ。
知らぬ間に、カーメンの世界観のどです。
 
一句
 “デリケート えた声に のめり込む”


①『アフター・グロウ』(57)
《After Glow/Carmen Mcrae》
カーメン・マクレー(vo)、アイク・サックス(b)、
レイ・ブライアントorロンネル・ブライト(p)、スペックス・ライト(ds)。
 


ジャケットを見ると、く写ってる顔だが。
黒人女性ジャズヴォーカリストである。

私は、どうしても黒人シンガーが苦手なんです。
ろっ」としたアク&癖で突っ込んでくる。
スキャット一発喰らうと、降参です。
と、言いたくなる。

ところが、カーメンはそんな一面を見せない。
腹のに力を込めた、一発が無い。
シャウトもスキャットもないのです。

肩の力を抜き、自体の姿で唄ってくれる。
かといって、軟弱な歌い手ではない。

太くしっかりと、の強さで唄い込んでくれる。
繊細な歌い回し&声の伸びが堪りません。
だからか、説得力ある歌声に呑み込まれてしまう。

DECCAの再発盤で聴いている。
堀が深く・太い声が「ぽっかり」と浮かび上る。
つい見惚れてしまい「ぐいぐい」のめり込んでしまう。

レイ・ブライアントのムーディーなピアノにのせ。
サラっとしながらも・した優しさが何ともいい。
 
強引なジャズっぽさは無い。
ジャンルを超えたヴォーカル、とでもいおうか。
知らぬ間にカーメンの界観に引き込まれています。
 
 一句
 “デリケート えた声に のめり込む”
 
♪~  「My Funny Valentine」太く細なカーメンの響きをお楽しみ下さい。


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