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女性ジャズヴォーカル「カーメン・マクレー」のレコード紹介です。~♪
女性ジャズヴォーカル「カーメン・マクレー」のレコード紹介です。~♪
「どろっ」とアクも癖もない、黒人女性。
サラっとしつつ、熟した優しさに惚れ惚れ。
知らぬ間に、カーメンの世界観のど壷です。
一句
“デリケート 抑えた声に のめり込む”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e7/425fc1c28750f1c67cebd8ae4966d83d.jpg)
①『アフター・グロウ』(57)
《After Glow/Carmen Mcrae》
カーメン・マクレー(vo)、アイク・サックス(b)、
《After Glow/Carmen Mcrae》
カーメン・マクレー(vo)、アイク・サックス(b)、
レイ・ブライアントorロンネル・ブライト(p)、スペックス・ライト(ds)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/32/d1b43eaec2d218c77b4d9c79eb0f93ce.jpg)
ジャケットを見ると、白く写ってる顔だが。
黒人女性ジャズヴォーカリストである。
私は、どうしても黒人シンガーが苦手なんです。
「どろっ」としたアク&癖で突っ込んでくる。
スキャット一発喰らうと、降参です。
と、言いたくなる。
ところが、カーメンはそんな一面を見せない。
腹の底に力を込めた、一発が無い。
ところが、カーメンはそんな一面を見せない。
腹の底に力を込めた、一発が無い。
シャウトもスキャットもないのです。
肩の力を抜き、自然体の姿で唄ってくれる。
かといって、軟弱な歌い手ではない。
太くしっかりと、腰の強さで唄い込んでくれる。
繊細な歌い回し&声の伸びが堪りません。
だからか、説得力ある歌声に呑み込まれてしまう。
だからか、説得力ある歌声に呑み込まれてしまう。
DECCAの再発盤で聴いている。
堀が深く・太い声が「ぽっかり」と浮かび上る。
つい見惚れてしまい「ぐいぐい」のめり込んでしまう。
レイ・ブライアントのムーディーなピアノにのせ。
サラっとしながらも・熟した優しさが何ともいい。
つい見惚れてしまい「ぐいぐい」のめり込んでしまう。
レイ・ブライアントのムーディーなピアノにのせ。
サラっとしながらも・熟した優しさが何ともいい。
強引なジャズっぽさは無い。
ジャンルを超えたヴォーカル、とでもいおうか。
知らぬ間にカーメンの世界観に引き込まれています。
一句
“デリケート 抑えた声に のめり込む”
♪~ 「My Funny Valentine」太く繊細なカーメンの響きをお楽しみ下さい。