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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 おぼろ月のしゃがれ声《メリー・アン・マッコール(女性Vo)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  女性ジャズヴォーカル「メリー・アン・マッコール」の紹介です。~♪
 
「しゃがれた」低い声が、夜に響くように。
月が形を変えるように、多な表情で魅せる。
惑惑・どきどき、秘蔵にしたいほどにさせる。
 
一句
 “おぼろ月 唄声しゃがれ 形変え”


①『デツアー・トゥー・ザ・ムーン』(57)
《Detour To The Moon/Mary Ann Mccall》
メリー・アン・マッコール(vo)、ジミー・レイニー(g)
マル・ウォルドロン(p)、ジェリー・シーガル(ds)、他。
 
《女性ヴォーカル ブログ紹介》

《Jimmy Raney(g) Blog紹介》

ジャケットを見る限り、白人女性のようだが。
唄い回しのっこさは、そうでは無いような。
ただ、声質は白人女性ヴォーカルそのもの。

きゃしゃな細身で、小柄な女性?
だが、ジャケットと異なる唄声が聴こえる。
太く・低く・ハスキー、「ス」の効いた迫力がある。

ジャズっぽく、王道のスウィング感が溢れる。
個性的で創的な香りが覆うマリー様である。
次の曲は、どんな表情で魅せるだろうか・・。
そんな惑惑・どきどきに、楽しませてくれる。

当①はメリーの表作、と称される。
そして、懲りに凝っているのはアレンジ。
 
ストリングスバックで、語るように・・。
魅惑的な表情が、ぽっかりかんでくる。
ギタートリオでは、リズムにのせ揺らすスウィングで。

タイトルは「への廻り道」とでも訳すのか。
全曲「Moon」と題した曲が並ぶ。
月も形を変えるように、メリーのフォームも姿を変え多様に魅せる。

しゃがれた」低い声が、月夜に響くように。
こんなユニークなシンガー、秘蔵にしたいほど。
メリーの虜にさせる1枚、といえるのでは。
 
 一句
 “おぼろ月 唄声しゃがれ 形変え”
 
♪~ 「The Moon Was Yellow」ターバックのスウィング感をお楽しみに。


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