ライヴであっても淡々ベース・平常心!
ジャケット写真そのまんまの「いじけ」姿!
演奏だって、このまんまの「いじけ」音!!
②『One Foot In The Gutter/Dave Bailey』(60)
ジュニア・クック(ts)、クラーク・テリー(tp)、カーティス・フラー(tb)、
ホレス・パーラン(p)、デイヴ・ベイリー(ds)、ペック・モリソン(b)。
ジュニア・クック(ts)、クラーク・テリー(tp)、カーティス・フラー(tb)、
ホレス・パーラン(p)、デイヴ・ベイリー(ds)、ペック・モリソン(b)。
《YouTubeリンク》
このジャケット、岸壁に膝小僧を抱えたお兄さんがシャガミ込んでいる。
左前方・下を見ながら、岸壁に捨てられた魚でも見てるのか。
こんなみじめな姿を何で、ジャケットに使うのか。
ベイリーの初リーダ作、レコード①の前年録音。
ベイリーの初リーダ作、レコード①の前年録音。
①同様、全くドラムソロも4バースも無い。
淡々とシンバルレガートを刻むだけ。
①ではオカズが結構入ってるが、ここでは全く無い。
淡々とシンバルレガートを刻むだけ。
①ではオカズが結構入ってるが、ここでは全く無い。
まさしく、ジャケットどおりのイメージ。
いじけて・すねてしまった演奏。
全曲ミディアムテンポでブルース曲が多い。
全曲ミディアムテンポでブルース曲が多い。
リラックスしたジャズ、と言えば格好はイイがタイギクなる。(退屈する)
ドラムのリーダアルバムでは、他にチョット無い・珍しい。
淡々とした演奏の中で、少しは光るのがパーラン(p)とテリー(tp)。
パーランの鋭く立ち上り、強いアクセントのシングルトーン。
テリーの巧くスライドさせる滑らかな音質とメロディーが抜群にイイ。
ライブであっても淡々・全く派手見世しないドラムリーダここに在り。