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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 激劇音に砕かれて《トニー・ダグラディ(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「トニー・ダグラディ」のレコード紹介です。~♪

オペラ歌手のように、的にストーリーを描く。
優しく繊細に、と思えば情しフリーキーに。
豊かな感情表現に、了されっ放しです。
 
一句
 “激劇に 操る音に かれて”


①-1『ルナー・エクリプス』(81)
《Lunar Eclipse/Tony Dagradi》
トニー・ダグラディ(ts,ss,bcl)、
デイヴ・トルカノフスキ(kb)、ジョン・ヴァイダコヴィッチ(ds)、
ジム・シングルトン(b)、マーク・サンダース(perc)。


①-2 Gramavisionレーベル
 
久し振りに、おに入りのテナーマンに出会う。
多くのリーダー作をリリースしているようだが。
私にとっては、初物の方です。
 
オペラ歌手のように、ストーリーを創り込む。
物語を語るように、フレーズが進行する。
まさしく、的なストーリーを描くプレイ。
 
大らかに、と思えば繊細な表現力も魅せる。
そんな音の展開に了され聴き入ってしまう。
 
優しく唄うように、と思えば。
激情するフリーキーな音も混じえたり。
感情表現のかさに驚くばかりである。

全曲ダグラディのオリジナル。
するテーマ、と思えば静寂のテーマを。
 
アドリブは徐々に激高し、ダイナミックに。
音の表情を自在にり変えていくテク。
巧い、とにかく巧いテナー屋だ。
 
 一句
 “激劇に 操る音に かれて”

クールな音で、情熱を叩き出すピアノ。
アドリブに絡み続ける、的を得たドラム。
個々の表現力&トータルサウンドの一体感。
感激・きを与えてくれる久し振りの1枚です。

推しは1曲目「Les Deux Couleurs」。
 
♪~ 音の展開・流れが大きく化する様子をお楽しみ下さい。

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