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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 魔界伝道師、再来か《(和蘭)トゥーン・ルース(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「トゥーン・ルース」のレコード紹介です。~♪
 
界伝道師、ウェイン・ショーターの再来か。
オランダのき精鋭、「ふわふわ」サウンド。
「ふわぁ~」とさせ、一瞬の激で突っ込む。
 
一句
 “界呼ぶ ほわほわジャズの オランダに”


①『アッチチューデス』(87)
《Attitudes/Toon Roos》
トゥーン・ルース(ts,ss)、ロイ・ダックス(ds)、
フランス・ヴァン・ディ・ホーヴェン(b)、カレル・ボーリー(p,syn)。
 
《オランダジャズ ブログ紹介》

《Wayne shorter(ts) Blog紹介》

界伝道師、ウェイン・ショーターの再来か。
黒い霧の中、漂うように音が流れる。
そんなショーターを想い起こさせる音だ。

リーダーは、サックスの若手23歳のルース。
まさに、オランダの魔界伝道師の登場だ。
オランダのき精鋭達のサウンド。
全員揃って20歳代と思われる、若きジャズマン達である。

だからといって、突拍子もない音は出さない。
音創りは、際立ってーマルで紳士的。
棘も刺してこないし、アクも癖も無い音創り。

なのに・なのに、引き込む不思議感がある。
張り詰めた張感が、そうさせるのか。
「何かが起こりそう」と惑惑させる空気感がある。

ルースは速い曲では、テナーを吹き。
ソプラノはゆったりと奏でる曲で聴かす。
「ふわぁ~・たわぁ~」ソプラノの優しいアタック。
この「ふわわ」感が特徴の音色だ。

速いビートでも、テナーは「ぶわぁ~」。
強いタンキングがない・んべんだらりの音。
だからか、だらしなく聴こえてしまう。
だが、不思議と「だらぁ~」とした曲想ではない。

テンションを高めてくるのはドラム。
ドラムのリエイティヴな演出が巧い。
そして、鋭角に迫りくるピアノの音。

オランダの若き精鋭達が創る音は。
マイルドな空間に、い音を投げ込んでくる。
「もわ~」とした空気に、一瞬刺激を与える。
興味深々、オランダ部隊・不思議感の1枚です。
 
 一句
 “界呼ぶ ほわほわジャズの オランダに”
 
♪~ 「One Finger Snap」最も刺があり「もわ~」感が少ないです。


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