天天本舗 ・駅前通信特上かわら版

身近な気になる話題を日記に綴っています。

ミステリー書籍・大江戸科学捜査八丁堀のおゆう

2015年09月22日 | 話題の書籍
読書の秋も近づいています。
今日は巧みな設定のミステリー書籍2冊紹介します。
まずは、山本巧次さんの『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』です。




物語をザックリ言うと。
江戸の領国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋の依頼で、空き家で殺された若旦那の事件を八丁堀同心の鵜飼伝三郎とともに調べることになります。

捕り物に才能のあるおゆうに伝三郎が一目置いているからだが、実は彼女には秘密が立ったのです。

おゆうは実は元OL・関口優佳といいます。
家の扉をくぐって(タイムトンネルを使い)江戸と現代で二重生活を送っているミステリーマニアだったのです。

おゆうは化学分析のオタクの友人に頼み込んで証拠品を分析してもらい、江戸にもどって事件を解決しようとするのです。
ですが、江戸時代ですから、血液型も指紋も説明ができないので簡単にはいきません。
さらに、事件自体も二転三転し、大きなどんでん返しとサプライズも最後に用意されて、次回へと続くクリフハンガー的な結末が良いところです。
おちゃめなヒロインの勇気と、同心へのほのかな恋心も可愛らしくて楽しいです。
↓↓↓
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)


さらに、
楽しいのは彩坂美月さんの書籍 柘榴パズルですね。⇒ > > >


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