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83歳の女子高生球児 - 「青春の日々」本に

2014年01月04日 | 話題の書籍
今日、12月1日に放送された日本テレビで「行列のできる法律相談所」の再放送が(11:55~)されていました。

元プロ野球選手の山崎武司さんが「新聞で(上中別府さんを)見て会いたくなった」とのことで登場したのが上中別府チエ(かみなかべっぷ ちえ)さんという83歳の現役女子高生でした。

上中別府さんは、昨年8月17日の女子プロ野球公式戦で始球式をして話題となった83歳のおばあちゃんですが、川崎市立高津高等学校の定時制で、現役の女子高生をしています。しかも野球部に所属しているということです。

この現役女子高生の話が感動的だとネットで話題にもなりました。

上中別府さんは、子供のころ教師になりたいという夢があったのですが、戦争のために小学校しか行けず夢が叶うことはありませんでした。その後、23歳で結婚するものの、2004年に夫が病死、そのとき上中別府さんは「やる気がなくなって、毎日何もする気がなくなった」というくらい落ち込んでしたそうです。

しかし、娘さんに「それじゃいけない」と言われたのをきっかけに、76歳で中学校に入学、79歳で高津高等学校の定時制を受験し合格、現在は週5日午後5時から9時まで学校に通い、家に帰ると復習をしているそうです。そのおかげもあってか、大半の教科の通知表が「5段階で5」なんだそうです。上中別府さんは「若い人に負けたくない気がするもん」と語っていました。

そんなとき、軟式野球部顧問の中島克己さんが上中別府さんに声をかけて野球部に入部することになったそうです。

当時野球部はとても荒れていてリアル「ルーキーズ」状態だったそうなのですが、上中別府さんが毎日練習に打ち込む姿を見て、周りもまとまっていったそうです。ちなみに上中別府さんは定時制高校の大会で守備についたこともあるそうですが、普段は監督からの指示をマウンドに伝令する係として活躍されているほか、チームが負けて落ち込んだときは「なんでも一番になれるわけじゃないから、がんばろう」などと65歳も年下の部員たちを励ましているということです。

ちなみに、上中別府さんは今年3月に高校を卒業するのですが、その後も「習字をやりたい」「絵を描きたい」「プールで身体を鍛えたい」などと今後の夢を語っていました。

そして「夢を持てなかったら駄目でしょう、人間」などと、80年以上生きたおばあちゃんが、重みのある言葉を話していました。

そんな上中別府さんにスタジオでは涙ぐむ人もおり、感動的な空気が流れていました。そしてネットでも「すてき。 うちもあんなおばあちゃんになりたいな」・「80代でまだまだ勉強したいって向上心にすごく感動した」・「83歳でJKやってんのかよ、かっけーよ」・「何歳になっても夢を持ち続ける事って大事なんだね。上中別府さん、本当に素敵なおばあちゃんですげー泣けてきた」などと感動の声が続出していました。

その、チエさんが書籍を出版しました。
83歳の女子高生球児 (ゆうゆうBOOKS)といいます。

いくつになっても諦めず、夢を持つことが大事・・・。
孫よりも若いチームメートと懸命に白球を追いかけ、公式戦にも出場したチエさん。
著書には3月の卒業を前に、苦しかった戦争体験や学べる喜び、そして仲間と謳歌した青春の日々がつづられているそうです。
また、野球部でのエピソードやこれまでの歩美に加え「大好きなチエさんへ」と題してともに過ごした同級生や先生からのメッセージなども収められているそうです。

編集を担当した「主婦の友社」の加藤さんは「83歳でもこんなに元気で頑張っている人がいるということを知ってもらいたい」と話していました。

引用元 : カナロコ by 神奈川新聞 1月4日(土)8時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140104-00000013-kana-l14



83歳のおばあさんに感動してしまいます。


最後までお読みいただきありがとうございました。



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