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背伸びしたけれど、、、 若杉幸代
背伸びしてこのツアーに参加して、本当に良かったなと思います。海外でNGOの活動をしている方たちに直接会って話を聞いたり、また、日頃は可愛いなと思っても接する機会のない子どもたち、しかもカンボジアの子どもたちと運動会をしたり、一緒に生活したりするのが楽しみでした。日本では今のところ感染することのないマラリアなどが流行している発展途上国で、ボランティア活動をしている方たちをすごいなぁと思います。私自身は、途中で嫌になるかもしれないと思い、ボランティア活動をする自信はないので、このツアーには場違いかなと不安でしたが、ツアー中にスタッフの方が「何かできることがないかと考えたときに、日本の人がセックスツーリストになっているという現実を伝えることができる」とおっしゃってくれたので、ツアーを楽しんだだけでなく、ツアーの経験も生かせると思い、嬉しくなりました。
このツアーで印象的だったのは、子どもが生き生きとしている様子でした。スバイリエンでは、広報活動を行っている子どもたちがいくつかのグループに分かれてシーライツの万智子さんからの質問に対する意見を模造紙にまとめ、みなの前で発表してくれました。どのグループの子も、堂々と発表しており、質問内容をその場で聞いたとは思えませんでした。HCCセンターの子どもたちと出会って、10歳そこそこの女の子がどうしてこんなに心遣いができるのだろうとびっくりしました。一緒に食事をした際、大きな皿からおかずを自分の皿へよそうとき、隣にいた女の子は、私の皿にまだおかずが残っていることを確認してから自分の皿へおかずをよそい、そのとき、私の皿におかずがなかったら、私の皿へ入れてくれました。夜就寝の際には、蚊帳の裾をござの下に入れてくれました。私が彼女たちの年頃には、何かしてもらうことばかり考えていたように思います。彼女たちを支援しているHCC、シーライツの活動に、これからも関心をもちつづけたいと思いました。
NGOスタッフや参加者の方々の話はとても刺激になりました。HCCのテリーさんは、カンボジアで働くことは考えていなかったが、ゴミ箱をあさっている子どもにお金をあげたら、それをめぐって子どもたちがけんかをしたので、単にお金をあげるだけではダメだと思い、このHCCの仕事に関わったのだと話して下さいました。人を助けるのが好きだとおっしゃるテリーさんは、生き生きとしていました。参加者の方々の感想を聞く時間も設けられ、見たり聞いたりしたことは同じでも、いろんなことを感じて表現できるのだと感心しました。ツアーを企画してくださった方々に、感謝しています。ありがとうございました。
次回のスタディーツアーは、2009年3月20日(金)から3月27日(金)を予定しております。詳しくは東京事務局(03‐5817‐3980)までお問い合わせください。
シーライツ ホームページ:http://www.c-rights.org/
シーライツ あなたにできること:http://www.c-rights.org/join/kaiin.html
写真左、若杉幸代さんです。チャイルドセーフメンバーのトゥクトゥクに乗って市場へ買い物へ出かけました。
背伸びしてこのツアーに参加して、本当に良かったなと思います。海外でNGOの活動をしている方たちに直接会って話を聞いたり、また、日頃は可愛いなと思っても接する機会のない子どもたち、しかもカンボジアの子どもたちと運動会をしたり、一緒に生活したりするのが楽しみでした。日本では今のところ感染することのないマラリアなどが流行している発展途上国で、ボランティア活動をしている方たちをすごいなぁと思います。私自身は、途中で嫌になるかもしれないと思い、ボランティア活動をする自信はないので、このツアーには場違いかなと不安でしたが、ツアー中にスタッフの方が「何かできることがないかと考えたときに、日本の人がセックスツーリストになっているという現実を伝えることができる」とおっしゃってくれたので、ツアーを楽しんだだけでなく、ツアーの経験も生かせると思い、嬉しくなりました。
このツアーで印象的だったのは、子どもが生き生きとしている様子でした。スバイリエンでは、広報活動を行っている子どもたちがいくつかのグループに分かれてシーライツの万智子さんからの質問に対する意見を模造紙にまとめ、みなの前で発表してくれました。どのグループの子も、堂々と発表しており、質問内容をその場で聞いたとは思えませんでした。HCCセンターの子どもたちと出会って、10歳そこそこの女の子がどうしてこんなに心遣いができるのだろうとびっくりしました。一緒に食事をした際、大きな皿からおかずを自分の皿へよそうとき、隣にいた女の子は、私の皿にまだおかずが残っていることを確認してから自分の皿へおかずをよそい、そのとき、私の皿におかずがなかったら、私の皿へ入れてくれました。夜就寝の際には、蚊帳の裾をござの下に入れてくれました。私が彼女たちの年頃には、何かしてもらうことばかり考えていたように思います。彼女たちを支援しているHCC、シーライツの活動に、これからも関心をもちつづけたいと思いました。
NGOスタッフや参加者の方々の話はとても刺激になりました。HCCのテリーさんは、カンボジアで働くことは考えていなかったが、ゴミ箱をあさっている子どもにお金をあげたら、それをめぐって子どもたちがけんかをしたので、単にお金をあげるだけではダメだと思い、このHCCの仕事に関わったのだと話して下さいました。人を助けるのが好きだとおっしゃるテリーさんは、生き生きとしていました。参加者の方々の感想を聞く時間も設けられ、見たり聞いたりしたことは同じでも、いろんなことを感じて表現できるのだと感心しました。ツアーを企画してくださった方々に、感謝しています。ありがとうございました。
次回のスタディーツアーは、2009年3月20日(金)から3月27日(金)を予定しております。詳しくは東京事務局(03‐5817‐3980)までお問い合わせください。
シーライツ ホームページ:http://www.c-rights.org/
シーライツ あなたにできること:http://www.c-rights.org/join/kaiin.html
写真左、若杉幸代さんです。チャイルドセーフメンバーのトゥクトゥクに乗って市場へ買い物へ出かけました。