『高気密高断熱で自然素材の家が好きな一級建築士のブログ』

茨城県取手市 シンク設計事務所 辰野峻也のブログです
これから家づくりをされる方の役に立つ情報をお届けします

基礎天端のレベル確認、地味だけど大事なところ。

2020年10月19日 17時30分31秒 | 現場のこと。
↑B棟

↑A棟

本日の現場は平屋2棟の土台敷きでした。
明後日は平屋アパートA棟B棟、2棟の建て方となるため、1日余裕を見ての段取りとなります。
大工さんが手際よく工事を進めてくれています。


先週は基礎工事が終わり、枠バラシを行いましたので、基礎の天端レベルの確認をしてきました。

基礎天端のレベル確認は私たちの仕事です。
レーザーで天端レベルを90センチ間隔、細かいところは45センチ間隔で確認していきます。

土台工事の際に天端をフラットにするための確認です。
土台のレベルを水平に合わせておかなければ、その後の建て方の際、家全体に影響してきてしまいます。

建て方の際、柱を垂直に立て「屋起こし」という器具で梁と柱のゆがみを矯正していきますが、土台が水平でなければ家全体の歪みは調整できません。
基礎天端のレベル確認は地味ですが、大事なところなんですね。

今回も誤差の少ないしっかりとした基礎ができました。
基礎屋さん、大工さん、ありがとうございます。


↑A棟


 ↑B棟


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