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「遠き落日」という映画を知っていますか?
今は誰もが知っている千円札の顔、野口英世。と、そのお母さんの物語、事実に基づいて描かれた映画です。
この映画は僕が小学校5年生の時に、当時、取手の市民会館で観た忘れられない映画です。
当時、映画を観る前は「どんな映画なの?見たくない」と思っていたのを今でも覚えています。映画が始まるとすぐに引き込まれていき、人生初の心に刺さった映画でしたね。笑顔
1992年公開の映画ですから、約30年前の作品になります。
そんな野口英世の映画を昨年ふと思い出し、amazonで探しましたらなんとDVDになっていて、もう一度見たくて購入しました。
あれから約30年も経ちましたが、同じように感動しましたね。笑顔
今年は、5年生の長男が学校行事で福島県の「野口英世記念館」に行くそうです。まだ映画を見せていないので行く前に見せたいのですが、彼も「野口英世はだいたい知っているよ、見たくない」と言っています。なので、どうやって観る気にさせるか考え中です。
話しは変わるのですが、少し前に足尾銅山観光に行ってきました。
足尾銅山は、400年の歴史を誇る栃木県の銅山です。今では閉山していますが、足尾銅山の歴史を知ることができます。江戸時代の貨幣、寛永通宝(一文銭)は、足尾でも作られ、足尾で作られた寛永通宝にはすべて裏に「足」の字が刻まれ「足字銭」と呼ばれていたそうです。1銭2銭、1両2両の時代です。1文銭が4000枚で1両だったそうです。
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と、そんな観光をしてきたわけですが、話はまた映画に戻りまして、この映画の中でも野口英世の幼少時代に、何銭、何両という会話が出てきます。なんとなく当時の金銭感覚もつかめましたので、ここでは紹介と復習です。笑
小学生にとっては、野口英世が幼児のときに大火傷したことや、昔は、学校へ行くことがあたり前ではなかったことなど、このあたりまでが身近に感じられるところだと思いますが、物語を通して、英世の生き方は、自分の生き方を考えさせられる勉強になる映画だと感じます。
2024年の新紙幣では、千円札も野口英世から北里柴三郎へ変わりますね。
長男には、「その前に見るべき」と言って映画を見せることにしましょうか。
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