ドラマを見ることができない性格なのですが、珍しく大河ドラマを見ています。
昨年の家康は、関ヶ原と大坂の陣だけ見ました。
どう描いているか気になっただけでした。
今年は、平安時代を舞台にしているので、史実と整合などできないだろうと
関心はありませんでした。
妻が欠かさず見ているので少しだけ眺めてみたら、気になりだしました。
まず、道長を演じている柄本佑の顔芸がすばらしい。
表情のない爬虫類的な容姿で、自分の思い通りに操っていく、演技がいい。
父親が、名優柄本明なのですが、今までまったく知りませんでした。
半沢直樹の大袈裟な演技ではなく、むしろ表情を変えないのが惹かれます。
ドラマの世界は、男の世界と女の世界と、完全に趣が変わっています。
紫式部をモデルにした女の世界では、大石静得意の物語で、
史実など無視したぶっ飛んだ展開が描かれています。
別に、紫式部とか清少納言と断定してないので、あくまで虚構の世界ということで
なんら違和感は感じません。
男の世界は、道長と天皇や他の貴族との心理戦が描かれます。
どうやって史実を踏まえるのかと思ったら、多くの日記が残っていたのですね。
貴族だけでなく天皇も日記を残していたことを初めて知り驚きました。
道長の御堂関白記だけでなく、小右記、権記といった登場人物の書いた日記が残っており、
それに基づいてドラマも進んでいます。
これは、虚構を必要せず、史実そのままに脚色することができます。
これにはまってしまって、多くの本を図書館感から借りて読んでみました。
まだまだ知らない本がいっぱいあって、楽しい限りです。
昨年の家康は、関ヶ原と大坂の陣だけ見ました。
どう描いているか気になっただけでした。
今年は、平安時代を舞台にしているので、史実と整合などできないだろうと
関心はありませんでした。
妻が欠かさず見ているので少しだけ眺めてみたら、気になりだしました。
まず、道長を演じている柄本佑の顔芸がすばらしい。
表情のない爬虫類的な容姿で、自分の思い通りに操っていく、演技がいい。
父親が、名優柄本明なのですが、今までまったく知りませんでした。
半沢直樹の大袈裟な演技ではなく、むしろ表情を変えないのが惹かれます。
ドラマの世界は、男の世界と女の世界と、完全に趣が変わっています。
紫式部をモデルにした女の世界では、大石静得意の物語で、
史実など無視したぶっ飛んだ展開が描かれています。
別に、紫式部とか清少納言と断定してないので、あくまで虚構の世界ということで
なんら違和感は感じません。
男の世界は、道長と天皇や他の貴族との心理戦が描かれます。
どうやって史実を踏まえるのかと思ったら、多くの日記が残っていたのですね。
貴族だけでなく天皇も日記を残していたことを初めて知り驚きました。
道長の御堂関白記だけでなく、小右記、権記といった登場人物の書いた日記が残っており、
それに基づいてドラマも進んでいます。
これは、虚構を必要せず、史実そのままに脚色することができます。
これにはまってしまって、多くの本を図書館感から借りて読んでみました。
まだまだ知らない本がいっぱいあって、楽しい限りです。