小江戸川越の蔵造りの街並みが続く,一番街通りの中ほどに位置する「蔵造り資料館」の庭では,紅葉が真っ赤に燃えています。この建物は,明治26年の川越大火の後に,煙草卸商を営んでいた,小山文造氏が建設させたものだそうです。入館料は,100円で,とてもリーズナブルです。
重要文化財川越大師喜多院は,平安時代に,淳和(じゅんな)天皇奥の詔により,天長七年(830年)に,慈覚大師円仁により,創建された。寛永十五年(1638年)の川越大火で,山門を除き,すべて焼失した。そこで,三代将軍家光公が,復興を命じ,江戸城紅葉(もみじ)山(皇居)の別殿を移築して,客院や書院にあてた。品性ある奥園では,紅葉が鮮やかに染まっています。縁側に座っていると,秋の陽と秋の風が身体に浸み渡って,固くこっていた心が融けていきます。透き通っていきます。
今日は,港区白金台の「八芳園」の和風レストラン「Enju」でランチをしてきました。窓際の席から見渡すことができる1万2000坪の美しい庭園は,少しづつ紅葉も進んでいます。「八芳園」の名称は「四方八方どこを見ても美しい」に由来するそうです。庭園では,結婚式を終えた何組ものカップルが,沢山の人にお祝いされながら,輝かしい笑顔で記念撮影をしていました。