じんの写真ブログ

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ライカのオーバーオール顛末

2014年02月22日 | 写真

1956年製のライカM3のシャッターボタンが、突然押せなくなってしまったので、インターネットで調べて、日暮里のフォトメンテナンス・ヤスダに2週間前に持参した。安田さんは、一見するとちょっと気難しそうに見えたが、カメラの話になると笑顔で色々と話をしてくれた。(私)「シャッターボタンが押せなくなってしまったので、直して欲しいですが」(安)「これは、ギアの噛み合わせがずれちゃってるね。」(安)「どのくらい使っているの?」(私)「最近デジカメばかり。2~3ヶ月に1回くらいかな。」(安)「そりゃ駄目だね。毎週、1枚撮るだけでもいいから持ち出して使わないと。」(安)「どこで買ったの?」(私)「銀座の◯◯店です。』(安)「あそのおやじは、勝手にいたずらするからね。」(安)「歯車だけ直してもいいけど、オーバーオールしないと長く使えないよ。オーバーオールすれば、毎週使う位なら10年は大丈夫だよ。」と言うやり取りの後、依頼したオーバーオールが完了したという連絡をもらって、受け取りに行った。ギヤやローラなど部品3点の交換とさびの修理などしてくれた、オーバーオール完了後は、シャタを押した時の感触の滑らかさが全く違った。シャッター音も軽やかになった。1コマ送るのに2回巻き上げる、フィルムの巻き戻しレバーの動作も軽やかになった。安田さんによると、これが本来の動作なんだそうだ。ついでにSUMMICRON50mmレンズにグリースを追加して、視度差も修正してくれた。お店に飾ってあった銀座やアルプスの銀塩写真は、コントラストが大きいにもかかわらず、明暗部も細部までしっかりと描写していて、昭和の空気感までも写し取っているようで、その写真についてひと時雑談を楽しんだ。安田さんに、これからは、沢山使ってあげて下さいねと言われて見送られた。本当に、カメラの技術が好きなひとなんだなあ。これからは、沢山、お散歩に連れいってあげなくては。


東京スカイツリー

2014年02月01日 | 写真

 

東京スカイツリー

やっと、東京スカイツリーに行ってきました。冬の晴天で富士山に陽が落ちるタイミングを狙っていましたので、バッチリでした。350mの展望台も十分に迫力ありますが、特に、450mの高さの天空回廊は、まるで空中散歩をしているような不思議な感覚です。暗くなると、一斉に大小様々ば宝石を散りばめたようなきらめく夜景が現れ、感激でした。フロア340には、真下が覗ける強化ガラスの床があって、スリリングな気分を味わえます。フロア345のカフェは、比較的空いていてるので、隅田川を行き交う観光船を眼下に眺めながらゆっくりとした時間を過ごせます。