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JSN■普天間基地移設と米軍再編

2010年05月25日 12時55分52秒 | 反米工作

■普天間基地移設と日米同盟

「普天間基地の移設は、米軍再編全体からみると小さな問題だから、たとえ辺野古への
移設が頓挫しても、普天間基地の継続利用ができれば、日米同盟に亀裂が入ることは無い。」

時々、このような意見を聞くことがあります。

沖縄の保守の政治家でも、このような考えを持っている方もいます。

だから、自民党の議員でも安心して「県外移設」などといえるのだと思います。

しかし、現実はそう甘くはありません。


■民主党政権の日米同盟解消3点セット

元防衛大学校教授の平間洋一氏が民主党政権の日米同盟解消3点セットの話をしていました。
http://www.youtube.com/watch?v=VGi53F8usgc

(1)インド洋の給油支援からの撤退
(2)普天間基地移設の合意の反故
(3)日米地位協定の見直し

これらの3点のうち一か二つでも行うと、日本は米国にとっての同盟の価値が全く無い存在と
なってしまうと平間氏は解説されていました。

つまり、普天間基地移設は、日米同盟にとって非常に重要であり、失敗が許されない重要な問題なのです。

■普天間基地移設と米軍再編

下記の極東米軍再編の地図をご覧ください。

 

 

普天間基地からは、8000人+家族がグアムへ移駐します。

そして、航空隊は辺野古へ移転します。

ここまでが、普天間基地の移設で問題になっているところですが、再編はそれだけではありません。

それ以外にも、日本の自衛隊を含めて、再編があり、岩国基地、厚木基地、グアムは玉突き式に関係しています。

(1) KC-130空中空輸機、12機:普天間基地→岩国基地
(2) 海自ジェット機、17機:岩国基地→厚木基地
(3) 空母艦載機、59機:厚木基地→岩国基地
(4) CH-53D、8機:岩国基地→グアム
(5) KC-130、12機は、ローテーションで鹿屋基地、グアムに展開

ですので、普天間基地移設が頓挫すれば、これらの移駐も全て頓挫する事になります。

 

 

 


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