福祉タクシー二郎丸

下関市で福祉(介護)タクシーをやってます❣オーナーは新.中.自動車販売・整備・レンタカーをやっている会社です。

素晴らしい環境に恵まれて

2021年10月26日 | 日記

 今日は予約としては3件で、特別に忙しいだろうとは考えていなかった。朝、最初の予約のお客さんを市民病院にお送りし、車中で色々と話しが盛り上がり、奥様とご主人のお二人と共通の友人がわかったのもあって今後も継続してご利用いただけるお約束まで頂けた。

 清々しい気持ちで事務所に戻っていた時に、ふと、毎日通っている道の海側を見ていたら「ああ、なんてきれいな海だろう…。晴天なのもあるけど清々しい空気を吸って仕事を出来るなんて恵まれているなぁ。」と、いつもは「次のお客さんの迎えが○○時だから△△時までに行かないと ❣」と考えるのが精一杯であったことに自分の心の狭さを感じた。

朝の風景

そして次のお客さんのお迎え時間にはまだ早すぎるが、もしこれから連絡して出発可能なら、そのあとのお客さんの迎えや最初のお客さんのお帰りの時間もタイミングが良くなることに気が付いた。早速電話入れると「元々あなたの動きに合わせてたのだから今からでもいいですよ。」と気持ちいいご返事を頂いた。

 この道は毎日通勤も含め何度となく通っているのに、水平線まで見えるこの景色を心穏やかな気持ちで見たことがなかったなぁと恥ずかしく思った。

 今日は夕方まで非常に効率よく動けていて、途中の新規の電話予約にも丁寧に対応出来た。 売り上げも、先日の昼食も取れずにバタバタと動き回っていた日とほとんど同じ額であった。

夕方の風景

 やっぱり忙しいという気持ちに振り回されていてはダメだなぁ…。 急がば回れではないが、忙しいと思う時こそ、いったん立ち止まって己の動きを見直す必要があるなと感じた ❣ 

                                                                        


最近考えること…

2021年10月17日 | 日記

 先週は週初めの時点では予約が少なく、当初「あああ~今週はどうやって仕事をとっていこうかなぁ…コロナだからとか言い訳には出来ないぞ ❣」と、多少焦りがあった。しかし今までと違い、週開けたら当日の電話や翌日ギリギリの予約などが立て続けに来て週を終わってみると、そこそこの仕事にはなっていた。

 ただその合間にふと感じたことがあった。有難いことなのだが「長い間遠方の病院で治療を受けてきたのですが、もうこれ以上続けても良くはならない。それなら最後はすぐ近くに置いて最期を看取ってあげたいのでお願いします。」というようなご依頼がよく来るのだ。…何だか人生の悲哀をひしひしと身に感じる。

                                            

 以前、ほぼ週一で使ってくれるおばあちゃんがいたのだが、ある日「あれ?今日はいつもなら予約が入ってもおかしくない日なんだが…、そういえば先日の病院の時、何だか体調が悪そうだったから… まさかとは思うけど救急車で運ばれたのじゃぁないか?よし!夕方に顔を見せに行ってみよう ❣」と、思っていたのだが、その夕方…そのおばあちゃんの携帯から電話が来た!「なんだ、元気だったのだ!よかった。もしもし ❣」「二郎丸さんですか?」何だか聞き覚えのある声だが、そのおばあちゃんではない。「あのう…○○の娘です。一昨日の夜、母が突然に亡くなりました。元々重い病気でもう先の短いのはわかってたのですが、容態が急変して何も出来ないままに逝ってしまいました…。」私は「えええ……」しか言葉を発せませんでした。       「母が亡くなる寸前に、二郎丸さんだけには知らせてねと言ってたので連絡しました。明日正午にごく近い親族のみで家族葬をします。」せめてお線香だけでも上げさせてもらえないかとお願いしたら「もちろん母は喜びます。ありがとうございます。」とおっしゃいました。翌日喪服は避けて仕事の合間に来たことにして故人のお顔も拝見させていただきました。私は「○○さん、きつかったね。もうゆっくりとしてね。」と少し笑顔気味で声をかけて焼香させてもらってその場を離れました。

                                          

 この仕事をやっている限り、このようなことは常にあることなんだ。人は「そんなことは分かり切った事なんだから、考えてたら仕事はやれないよ。」と言うかもしれないけど、何かの縁で親しくなった人との別れは辛いもんですね。これからも一人一人のお客さんとの繋がりは深く続けて行きたいと思います。


なんでそ~うなるの ❓

2021年10月12日 | 日記

  本日は非常に効率よく仕事が進んだのだが、普段は右往左往 しているのが常で、どうしても疑問 に感じていることがあるのです。たとえば午前中に3件予約が入って、Aさんは8時30分、Bさんは9時30分、Cさんは10時15分のお迎えで、それぞれの病院へ動線を考えながら段取りを組む。 

 Aさんはいつも2時間かかり、bさんは1時間ちょっとで終わってる。Cさんは病院内で昼食を取ってから電話が来るから午後1時過ぎだとお迎えの時間割りもお客さんに伝えて、更に「もしどなたかをお送りしてる最中にお電話いただいた場合は15分くらい待っていただく時も有りますが、宜しいでしょうか?」と事前の了解も取って無駄なく行動してる。

                                                                                                                                                                                        

なのに何故か皆さんの「終わりました」のお電話は大抵12時〜12時30分にかかって来る。 そしてほとんどの方が自分を先に迎えに来てと言われる…。どう考えても1時間近くお待たせする場合は、親しい同業者に代理を依頼することも稀に有る。中には「あなたでないと嫌だから待つ」と言われることも…。非常にありがたいのだが 余計に焦ってしまう。

                                                                         

 こんな時、病院の診療はどうして朝一の患者も昼前の患者も終わる時間がほぼ一緒になるのだろうか?どうせ昼前後に終わるのならゆっくり行った方が楽だと思ってしまう。お客さんも同じ事を口にする人が良くいる。結局はこちらが昼食も取らず走り回って、行くところ行くところで「ごめんなさい。お待たせしました ‼️」と頭を下げる。

                                                                                                                                                                                                     

  そのうち営業車を酷使し過ぎで壊れてしまうのではないかと心配になる。
私のやり方に問題があるかもしれない…。どなたか良いアドバイスをいただきたい ‼️

アフター5の介護タクシーは無いのだ !!

2021年10月06日 | 日記

         昨日、久しぶりに忙しかったので、18時少し前に事務所を出て自家用車へと向かっていたら、老人施設に入居されていて、たまに使っていただくおばあちゃんから電話。携帯には登録しているので「は~い!○○さんどうされました?」と返事したら「あら!私がわかるの?○○よっ…」「もちろんわかるよ。一度使って貰ったら電話番号を登録するって伝えたじゃない ❣」「うれしいねぇ私を覚えてくれてるなんて ❣ あんた明日○○病院に連れて行ってくれんかのぉ…、あんたの空いてる時間でいいからさぁ…」「うん、予定表見ると午前中2件予約が有るから午後ならいいよ。」「じゃあ1時半でいいかね?」「はい了解です ❣」…なんだか親子の会話かと錯覚するような数分間。内心「このおばあちゃんは掴んだぞ ‼」と喜んでると次の電話、自宅の近所の方。「もう帰り道です?」「いえ、今から自家用車に乗ろうとしてるところでまだ事務所です。」「すみません。母が転倒して痛がるので救急でお願いしたいのですけど…」「救急車でなくていいのですか?私で行くと救急扱いにはなりませんよ。それでよければ即介護タクシーで向かいます ‼」「救急車はちょっと…」「わかりました。すぐ行きます ‼」

 20分で到着し、ベッドまで向かうと酸素ボンベを横に痛そうにされてる。内心…「あらら、このおばあちゃん酸素ボンベを必要とする容態なんだ…それで最近お顔を見なかったのか…。娘さんも全く顔には出さなかったけど苦労されてるんだなぁ…」車イスに抱きかかえて移譲し、本日の当番病院へ 大急ぎ向かった。

               

医療スタッフに引継ぎ帰ろうとしたが、入院なら心配ないが治療済んで一般タクシーで帰れるか…、実は先日会社の健康診断を受けたのがこの病院、その際、たまたま血液検査を担当していた看護師さんが、「私は本来救急スタッフなんだけど、救急で来られた患者さんが皆さん全てが入院するのではなく治療済んだら帰られる方も多いのよ。一般タクシーでは無理で介護タクシーを呼びたいのだけど、どこに電話しても断られるの…。あなたやってくれない❓ ❣」「よっしゃーやりましょう  ❣」とチョット美人の看護師さんにいいかっこして引き受けていたのだ。

                      

「このまま帰っても、このお客さんからではなくこの病院からかかってくるのはほぼ間違いない ❣ だったら潔く待っててあげよう。そうすればこのお客さんにも喜ばれるしなぁ」と、自問自答。約4時間後にご本人から電話あり、お迎えに行くと守衛さんが「夜は介護タクシーはないと聞いてたのに良かったよ。」「まかせんね  ❣  これからもよろしくね  ❣」

      …これからは帰宅しても晩酌の時間は考えていかないとならない…💦

 


初めまして、下関で福祉タクシーを開業している『福祉タクシー二郎丸』です ❣

2021年10月03日 | 日記

 皆さんこんにちは、昨年11月より山口県下関市で福祉(介護)タクシーを開業しています『福祉タクシー二郎丸』と申します。今月末で丸1年となることを機にBlogを開設してみました。Blog初心者なのでまだ毎日投稿は出来ませんが、少しずつ増やしていこうと思っています。内容は、日々のお客様との触れ合いの中で起こった色々な出来事を中心に、嬉しかったことや反省したことなどをランダムに書き込んでいこうと思ってます。

 どうぞよろしくお願いいたします。