「絶対参照」を理解するためには「相対参照」をきちんと理解することが大事です。
「相対参照」のツボはコピーしたときに「参照先」と「参照元」の相対位置が維持されることです。
しつこいようですが、もう1例だけ「相対参照」でのコピーを確認しておきましょう。
このブログの最初に説明したREPT関数には2つの引数があります。
その2つの引数に参照を使う方法も説明しました。
そのセルをコピーしたときの数式の変化を確認しましょう。
G3セルには
=REPT関数(A4,D2)
と入力して、「卯」を2回繰り返して表示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/fd/234914e3add6b30c79213bd4d191633d.jpg)
このセルをH5セルにコピーすると、数式は
=REPT(B6,E4)
となります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/386f0dc878dff8b30949873dc7b158e9.jpg)
前回はコピー元の「参照先」と「参照元」の位置関係と、コピー先での「参照先」と「参照元」の位置関係を比較しました。
今回はコピー元とコピー先での、「参照先」同士の位置関係と「引数」同士の位置関係を見てみましょう。
G3セルとH5セルは、1列右で2行下の関係です。
第1引数のA4セルとB6セルも、1列右で2行下、
第2引数のD2セルとE4セルも、1列右で2行下の関係です。
このように複数の引数に参照を使っていても、相対的な位置関係が維持されています。
普段は意識せずに使っていると思いますが、相対参照はとても便利ですね。
でも、この相対参照が問題になることがあります。
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