クーガ115 当時SONYの5800の対抗機種という存在だったか。
中学二年生の頃 同級生のH君がクラスの文化祭の折 同機と テレビから分解したのか大きなスピーカーを教室に持ち込んでいて 初めて実物を見せていただいた。
シルバーで印象的な なんとデカイ 大きなラジオだった・・・という記憶がある。
同機は中波帯から30MHZまで連続カバーできたが 短波の日本語放送を聴くには 周波数直読もできず そのうえ価格も26,460円と高価だった。
もちろん 私のBCLラジオ購入の機種の1つであったが 高価すぎた。
ジャイロアンテナ、16cmの大きなSPとファインチューニング機構 BFOは付いてるがアマ無線のSSBを受信するには難しかったようである。
この機種より1つ下のクラスのクーガ113(RF-1130)が23,900円で販売されていて仲良しのN君が購入した。
当時ナショナルは ジャイロアンテナのある118、115、113が出ていた。
600,000円もするRF-8000というラジオが10KHZ周波数直読ということでBCLマニュアルなどの雑誌の広告に出ていたが 学生が買える価格ではなかった。
安価な周波数直読機種は 半年後にRF-2200が出るまで SONYのICF-5900の独壇場だったようだ。
同機は 5年前に程度の良い中古をGETして 今でも毎朝食卓でNEWSを聴いたり・・・と活躍してくれています。
しかしBFOはNGでローカルの強力なアマ無線の復調もできません。(同機のBFOはもともと良くなかったようです)