いよいよチェンマイはロイカトーン本番を迎えました。昨日、メジョー大学の近くのコムローイ祭りの会場に家族で行ってきました。昨年日本から来たお客さんと一緒に初めて行ってみて、とても素晴らしかったので子供たちも連れて行くことにしました。
コムローイ揚げの会場になっている、メジョー大学近くのお寺に着いたのは午後4時すぎでした。100バーツのタンブンをすると、コムローイをひとつもらえます。わが家は200バーツのタンブンをして2つもらいました。
子ともたちはコムローイに願い事を書きました。「家族」という言葉が真ん中に見えますね、息子は、何よりもお母さんの病気が治るようにと書いていたようです。
午後6時半ごろに僧侶たちが会場に入場し、厳粛な雰囲気の中で仏教儀式が行われました。読経というよりは、平易な言葉による祈祷と言った方がいいでしょう。それが1時間以上続きます。
最初は静かに瞑想にふけっているかのように見えた人たちの中にも、とうとう待ち切れずにコムローイに点火する人もかなりいました。仏教の宗教儀式に興味のない人が多いので仕方ないのですが、1時間くらい待てばいいのにと思います。
そしていよいよ待ちに待ったコムローイ揚げの時間です。
昨年とちょっと違ったのは、最初のコムローイは会場一斉に、同時に揚げるよう、主催者側がとくに注意を払っていたことです。昨年は、点火した後はとくに合図もなく、みんなが勝手に揚げていたような気がします。それとも、会場の歓声で、合図の声が聞き取れなかったのかもしれません。
今年は私たちのコムローイも、合図の声とほぼ同時に、妻が「それっ、今だ!」と言って手を放しました。
やはりメジョーのお寺の会場で、真下から見上げるコムローイの美しさは格別です。これを 見るために4~5時間待つことはかなり疲れるんですが、その疲れは一瞬にして吹き飛んでしまいます。
子供たちにとっても、コムローイ揚げ自体は面白かったようですが、来年は疲れるのでノーサンキューと言っています。妻は私と一緒にまた行くと言っています。1万人以上の人出のあるメジョーの会場までわざわざ行くのは、大半が観光客です。チェンマイに住んでいて毎年行く人は珍しいかもしれませんね。
今年は、11月23日、土曜日にも観光客のために、メジョーでもう1回コムローイ揚げが行われるそうです。妻に「来週も行く?」と冗談で聞いたら、「全然飽きないですから、あなたが行くと言うなら、喜んで行きますよ。」・・・私は3年か5年に1回くらいが丁度良い感じです。帰り道のひどい渋滞が嫌いなので。
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