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【トラバ練習テーマ/夏は終った?】
躓ずいて新芽の匂いをかぎ、振り向けばホタルの灯に心躍り、仰げば深紅の紅葉に目をうばわれ、気が付いて雪に覆われたリュックをはらう。
彷徨うように六甲の山々を歩き始めた頃は、いつも季節は自分の足跡のうしろを追っかけてきたような気がする。季節に誘われそぞろ歩きを楽しむ心境とはほど遠かった。そしてはたまた我が遊歩のなんと重いものだったのだろうか。
石を枕に秋の空ゆく〔山頭火〕
こんな心持ちを味わえるには、ずいぶんと時間がかかったような気がする。
昨暮れからの大雪、厳しく長い冬、儚い春、これでもかという雨、雨、そしていきなりの猛暑、顧みてこの年の季節の巡りは、とてもメリハリがあって「季節って こうだった」というような懐かしい想いを抱かせてくれている。
そうして九月、夏休みも終わり、朝夕も涼しく、庭の虫の音が騒がしく、なすびも美味くなって、まわりは秋の気配が押し寄せてはいるのだけれど、何かしら秋!っと言い切れないで、夏を引きずっている。
実際、今日訪れた「山芋の里」も猛暑で、冷やい川での子供らとの水遊びが苦にならない。「まだ、まだ、夏だろう」と見上げた空、青い空というより「あれ、碧空」。
「そうだな ここらで石を枕にするか」そんな気分にさせる空、やっぱり秋の空だった。
ぞぞろ歩きの達人、まだまだ道半ば。
■遊歩調査関連記事
遊歩資料館アーカイブ(2010年収録)に目次があります。
●新しいブログを作りました。ぜひ、お立ち寄りくださいませ。
【トラバ練習テーマ/夏は終った?】
躓ずいて新芽の匂いをかぎ、振り向けばホタルの灯に心躍り、仰げば深紅の紅葉に目をうばわれ、気が付いて雪に覆われたリュックをはらう。
彷徨うように六甲の山々を歩き始めた頃は、いつも季節は自分の足跡のうしろを追っかけてきたような気がする。季節に誘われそぞろ歩きを楽しむ心境とはほど遠かった。そしてはたまた我が遊歩のなんと重いものだったのだろうか。
石を枕に秋の空ゆく〔山頭火〕
こんな心持ちを味わえるには、ずいぶんと時間がかかったような気がする。
昨暮れからの大雪、厳しく長い冬、儚い春、これでもかという雨、雨、そしていきなりの猛暑、顧みてこの年の季節の巡りは、とてもメリハリがあって「季節って こうだった」というような懐かしい想いを抱かせてくれている。
そうして九月、夏休みも終わり、朝夕も涼しく、庭の虫の音が騒がしく、なすびも美味くなって、まわりは秋の気配が押し寄せてはいるのだけれど、何かしら秋!っと言い切れないで、夏を引きずっている。
実際、今日訪れた「山芋の里」も猛暑で、冷やい川での子供らとの水遊びが苦にならない。「まだ、まだ、夏だろう」と見上げた空、青い空というより「あれ、碧空」。
「そうだな ここらで石を枕にするか」そんな気分にさせる空、やっぱり秋の空だった。
ぞぞろ歩きの達人、まだまだ道半ば。
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キンドル出版にて、 山端ぼう:著「つたなき遊歩・ブラインドウォーカー」を出版いたしました。 遊歩大全をバイブルとして六甲山を巡り歩いた老いた遊歩人とブラインドサイト(盲視)という不思議な能力をもつ全盲の青年とが、巻き起こすミステリアスな物語です。六甲全山縦走から穂高縦走へ・・・ 続きは・・・ |
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都会の裏山にも秋風が吹いていました。
そちらへコメントの返事を書きたいなと思いますが、何か連絡用のものがあったら教えて!(こちらからの連絡用)
一応、コメントをいただいた記事には返事を書くようにしておきます。
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山仲間とバンドをやってるので、音楽ブログです。山の話も書くのですが、先日リニューアルしたので消してしまいました。
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