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全国の陸上情報を新潟県のファン向けに発信します。

2023日本学生陸上競技個人選手権 今年も4月に開催

2023-04-13 22:59:09 | 一般・学生陸上
表題の大会は2023年4月21日(金)~23日(日)
会場:神奈川・レモンガススタジアム平塚 男女ハンマー投のみ東海大学湘南校舎陸上競技場で開催です。
昨年2022年に続いての4月開催予定になりました。
2022年大会の気象コンディションを振り返ると初日(4月15日金曜)は雨が降って 最高気温15℃
4月16日土曜以降は一部時間帯を除けば雨は降らず、その16日の最高気温は17.5℃、17日・日曜の最高気温は19℃でした。
この条件下で、大会新記録全15件中、中長距離だけで11件出ているということで、短距離やフィールド競技の人たちにはやや厳しい条件なのかな、という感じになってました。
だからこそ 今年こそは気温の上昇なども含めていい気象コンディションで競技が出来ればいいな、と願ってますけどね。
さて、2023年の日本学生陸上個人選手権
スタートリストが既に出てますが、さっそく力のある新1年生が数名エントリーしてますね。まぁ男子投擲競技については投擲物の重さの変更(いわゆる高校規格 ⇒ 一般規格)というのがありますから、高校規格の投擲物で投げた記録で一般規格の「個人選手権」にエントリーできませんから
「砲丸投」「ハンマー投」「円盤投」(いずれも男子)に新1年生のエントリーは一人もいません。
そういう案件を除いて新1年生は先輩たちを相手にどこまで通用するか、というのを見るのが個人的な楽しみ方、ということになってます。
私は新潟県在住ですので新潟県出身選手のエントリーもチェックしてますが、かつて200mで全中チャンピオンになった稲毛碧(早稲田大学、今大会は100mで出場予定)も4年生になりましたし、昨年200mで20秒73を出した日本大学の新人・木村 峻也(新潟産業大学附属高校)はランキング3位選手として出場することになりますが、それこそ「どこまで通用するか」ということになってます。この二人には新潟県男子短距離の代表選手として頑張ってほしいと思います。
それから、今大会3人しかエントリーしていない「男子10000m」には、箱根駅伝5区山登り区間で区間賞を獲った城西大学の山本唯翔も名を連ねてますが走ってくれるかどうかは当日にならないと分かりません。
こういった選手も含めて、新潟県出身選手 および 新潟医療福祉大学所属選手の頑張りを応援しながらYouTubeライブ配信を楽しみたいと思います。
金曜日(初日)は出勤日なのでアーカイヴで見ることになりますが、土・日はほぼリアルタイムで見る感じですね。

2023 北陸実業団陸上選手権 × HOKURIKU スタートアップ陸上競技会 1日目終了

2023-04-08 21:38:18 | 一般・学生陸上
表題の大会は 2023年4月8日(土)から2日間
新潟市陸上競技場で行われております。本日 1日目の競技が終了してます。
新潟アルビレックスRCには この4月から2名の選手が新メンバーに加わりました。
ハンマー投の中川達斗選手と短距離男子の平野翔大選手です。
当陸上選手権の前日に入団記者会見があって、テレビのニュースでも取り上げられていたので見た方もいたかと思いますが、この二人がさっそく「ご挨拶替わり」と言わんばかりにそれぞれの出場種目(平野は100m、中川はもちろんハンマー投)で優勝してます。この二人の今後の活躍にも注目していきましょう。
さて、表題の競技会 その他の目立った活躍・記録を見ていくと、女子100mでは青木益未(七十七銀行)が11.79(+0.8)でスタートアップ競技会連覇達成。女子円盤投は郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)が優勝するなど、2023年度シーズンのいいスタートとなったということが言えるでしょう。しかし競技中のコンディションは一部時間帯を除けば悪条件であったため、有力選手の欠場が目立っていたのがちょっと残念、という印象です。
明日は2日目です。新潟市の天気 競技中は雨の心配はなさそうですが、強い風が吹くことが予想されます。このようなコンデションの中でどのような戦いが行われるか。明日は現地でしっかり見たいです。

2022年度の新潟県陸上界を振り返る ~女子全般編

2023-04-08 20:23:47 | 一般・学生陸上
2022年度の陸上競技における新潟県勢の活躍を振り返るシリーズ。今回は女子全般です。
一般(実業団など社会人)と学生については、新潟アルビレックスランニングクラブや新潟医療福祉大学等で活躍する「新潟県出身者ではない選手」、逆に、新潟県出身者だけど県外の実業団・大学に所属している選手の情報も扱っていきます。
女子の方でも上記の選手達が主要全国大会やグランプリシリーズの大会などで活躍しておりますが、実業団の方では新潟アルビレックスRCの郡菜々佳が円盤投・砲丸投で大活躍(日本選手権優勝など)、学生の方では新潟医療福祉大の木村 玲奈(やり投)が日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)で優勝。本当に見事でしたね。
国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)の成年女子カテゴリーで言うと、郡選手が砲丸投で優勝、山田はな(わらべや日洋、新潟南高卒)が800mで3位、三藤 祐梨子(七十七銀行、長岡大手高卒)が400mHで8位、走幅跳 権瓶 明日夏(ALSOK新潟 日本文理高卒)は6位。日本陸上選手権や全日本実業団陸上選手権、その他諸々のグランプリ大会でコンスタントによい結果を残してきた選手達が、正に「恩返し」の頑張りを見せてくれた、と言っても過言ではないでしょう。
その中で、事実 大阪出身の郡選手 とちぎ国体で優勝した時のコメント(一部抜粋)
「新潟の皆さまがすごく温かく迎えてくれている。自分ができることは結果で恩返しすること」
このコメントに感銘を受けましたね。そう、一般・学生選手にとって国民体育大会という競技会は「お世話になった人たちに結果で恩返しをする場所」ということが言えると思っています。
このような一般・学生選手の活躍とは対照的に、新潟県高校女子においては、全国高校総体(インターハイ)と国民体育大会でサラ・ワンジル(2023年4月からは大東文化大学に進学)が6位・5位入賞を果たしたのを除けば、「日本人」の新潟県高体連登録選手の入賞はありませんでした。北信越大会で6位以内に入って全国高校インターハイ出場を決めるのはもちろん素晴らしいことですけど、いざそのインターハイ本番になると混成七種競技で10位と健闘した植木明音(高志中等)、3000mで自己ベスト(当時)を更新しながら決勝へは進めなかった村山愛美沙(十日町高)、800mにおいて2021年大会は銅メダルを獲得したものの2022大会は準決勝で敗退した鈴木 結菜(新潟第一高)を除けば、この3人以外のほとんどの選手は 力出し切れずの「予選敗退」で終わってしまいました。
2023年4月からは新潟県高校陸上界に期待の大型新人選手である秋澤理沙(燕吉田中⇒東京学館新潟高、2021年全中陸上200m優勝)が進みました。秋澤選手は高校陸上界でも日本一を目指すとのことですが、その他の女子選手達にはそれぞれの目標に向かって頑張ってほしいと思います。
そして、高校中学の女子選手達には、国民体育大会で活躍した「チーム新潟」のお姉さまを見習って、恩返しの気持ちなどを持って競技力のレベルアップに取り組んでいただければ、と思ってます。